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2019年8月6日火曜日

劇場にスチームベンドの観客席



写真: Greg Mooney



曲がりくねったデザインと設置を実現するため、Trahan Architects は家具とデザインの著名アーティストである Matthias Pliessnig の形状製作のアイデアを取り入れました。

どうすればアーティストの手作り品質を650席の劇場規模に実現できるでしょう? PliessnigとTrahanのチームは再利用した何百ものホワイトオークの細長い薄板をスチームでやわらかくしてから劇場に合わせて曲げ、バルコニーの手すりやサイドテラスに沿ってヘビのようなサーフェスを作り上げました。形状や配置をカスタマイズした薄板は劇場内に卓越した音響をもたらし、木材のスチームベンドは旋盤加工より効率的でした。

ニューハンプシャー州Plaistowにある木工のファブリケーション事務所、CW Keller Associates と共同で取り組み、チームがRhinoで考案したモデルは劇場全体に設置する木の薄板を長さ約10万フィート分必要としました。 反響するサーフェスを必要とする音響部分の薄板は密に、吸音が必要な所は離すように配置しました。

曲線状で波打つような美観はレーザースキャンと投影を必要とし、プロジェクターが劇場の壁に設置点をレーザー投影することにより、組み立てチームはファブリケーションされたオーク材のパネルを運んでメジャーや下げ振りに頼らず設置することができました。

このジョージア州アトランタにある劇場の作業工程を、FAROの動画、Alliance Theater, Atlanta, Georgia でご覧いただけます。

写真や詳細は Architect Magazine の記事でも紹介されていますので、どうぞご覧ください。

原文投稿者: Sandy Mcneel

2016年4月26日火曜日

Matthias Pliessnig – 家具デザインに造船技術


Matthias Pliessnig は造船技術を利用し、スチームベンドで加工した木材で彫刻的な曲線状のベンチを作っています。この技術は木造船を作る時によく使われますが、家具の製造ではまれにしか見られません。(トーネットやウィンザーチェアは顕著な例外でしょう。)

Pliessnig はプロジェクトのため2006年にスキッフ(小型船)を作り、この時学んだ造船とロフトの技術を家具に応用しました。Rhinoを使ってアイデアを視覚化し、このソフトとアモルファスジオメトリを支持するようになりました。

木工に携わっている方はプロセスに関心があるかもしれません。Fine Woodworking Magazine の2016年5月/6月号に記事が掲載されていますが、購読者のみがアクセスできるようになっています。この記事をお読みになれない方は、スミソニアン博物館の収集記録でプロセスの説明を含めてご覧いただくことができます。

Pliessnigは2011年にスミソニアン・アメリカ美術館のレンウィック・ギャラリーで行われた4-artist にも選ばれていて、討論会の Everything Old is New Again はこのエキシビションの一部でした。レンウィックでのプレゼンテーションもYouTubeで公開されていますが、どちらも約1時間の動画ですのでご注意ください。