2016年4月26日火曜日

Matthias Pliessnig – 家具デザインに造船技術


Matthias Pliessnig は造船技術を利用し、スチームベンドで加工した木材で彫刻的な曲線状のベンチを作っています。この技術は木造船を作る時によく使われますが、家具の製造ではまれにしか見られません。(トーネットやウィンザーチェアは顕著な例外でしょう。)

Pliessnig はプロジェクトのため2006年にスキッフ(小型船)を作り、この時学んだ造船とロフトの技術を家具に応用しました。Rhinoを使ってアイデアを視覚化し、このソフトとアモルファスジオメトリを支持するようになりました。

木工に携わっている方はプロセスに関心があるかもしれません。Fine Woodworking Magazine の2016年5月/6月号に記事が掲載されていますが、購読者のみがアクセスできるようになっています。この記事をお読みになれない方は、スミソニアン博物館の収集記録でプロセスの説明を含めてご覧いただくことができます。

Pliessnigは2011年にスミソニアン・アメリカ美術館のレンウィック・ギャラリーで行われた4-artist にも選ばれていて、討論会の Everything Old is New Again はこのエキシビションの一部でした。レンウィックでのプレゼンテーションもYouTubeで公開されていますが、どちらも約1時間の動画ですのでご注意ください。






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