2009年12月24日木曜日

Advances in Architectural Geometry、2010年ウィーン



2回目となるAdvances in Architectural Geometryカンファレンスが、2010年9月18-21日に、オーストリアのウィーンで行われます。

これはジオメトリ処理と建築デザインの橋渡しをする新しいリサーチアイデアと最先端の結果を広める最高の場にすることを目的としています。科学の議長はCristiano Ceccato氏、Lars Hesselgren氏、Mark Pauly氏です。基調講演者は次のとおりです。

Patrik Schumacher氏(Zaha Hadid Architects)
Rene Ziegler氏(Waagner Biro Stahlbau)
Gershon Elber氏(Technion)
David Rutten(Robert McNeel & Associates)

皆様の文書やワークショップでのご参加、またはお越しいただけることを心からお待ち申し上げています。詳細に関してはカンファレンスのウェブページhttp://www.architecturalgeometry.at/aag10でご覧いただけます。

Digitales Entwerfen - 書籍



新しい書籍、
Digitales Entwerfen (現時点ではドイツ語のみ)

Detmolder Schule für Architektur und InnenarchitekturのMarco Hemmerling氏とAnke Tiggemann氏によるこの新しい書籍では、建築家やインテリアデザイナー向けにCADの基本を解説しています。RhinoGrasshopperを含め、3Dモデリングはこの本の主なトピックの1つです。

2009年12月23日水曜日

Rhino 4.0 サービスリリース7のお知らせ

Rhino 4.0 サービスリリース7をダウンロードして頂けます。Rhino 4.0をお使いのお客様はSR7を、どうぞ今日にでもダウンロード、インストールしてお試しください。

このSR7では安定性の向上と多くのクラッシュの修正を行っています。また、多くのコマンドを強化しています。これらには次を含みます。

新しい機能:

  • Save: オプションのファイルタブにバックアップを保存するオプションを追加しました。
バグ修正:
  • Dim: 丸めのエラーを修正しました。
  • 表示/Bongo: Bongoのプレビューモードが、変形した場合に正しい位置で表示しませんでした。これは修正されました。
  • ドラッグアンドドロップのダイアログが一番上に表示されていませんでした。これは修正されました。
  • Fillet: 円弧と線の間でフィレットする際の動作バグを修正しました。
  • インストーラ: SketchUpのインポートが正しく動作しませんでした。これは修正されました。
  • Open:SolidWorks: 動作バグを修正しました。
  • Open:DWG/DXF: ファイルの一部のオブジェクが消えてしまう問題を修正しました。
  • Open:DWG/DXF: 回転ソリッドのインポートが正しく動作しませんでした。これは修正されました。
  • Open:SolidWorks:(メールやCDからダウンロードしたものなど)読み込み専用ファイルを開くことができない問題を修正しました。
  • 制御点がナッジされた場合、PointDeviationが正しく更新しませんでした。これは修正されました。
  • セーフモード: Rhinoがセーフモードで実行されている場合、CommandHelpをオフにするようになりました。
  • Section: 平面オブジェクトのバウンディングボックスでの失敗を修正しました。
  • SetViewでPerspectiveに設定する場合、ビューポートの投影を正しく更新しませんでした。これは修正されました。
  • Split: サーフェスを分割する場合、結果として作成される小片が元のサーフェスと同じUV方向になっていませんでした。これは修正されました。



原文投稿者: Brian Gillespie 原文投稿日: 2009年12月17日

Rhino FabLabコミュニティのお知らせ


RhinoFabLabコミュニティは、デザインや製造、建築のプロセスのどの段階でもRhinocerosが関わる場合に、インダストリアルデザイナー、建築家、エンジニアが、異なるファブリケーションの方法を共有し、学び、教え合う場です。デジタルファブリケーションハードウェア、デジタルモデル、Grasshopper定義の情報を共有する場としても素晴らしいものです。

RhinoFabLabはどなたでも自由にご利用頂くことができ、アイデアの実現につながる、どのようなRhino互換のソフトウェアやハードウェアについての議論も推奨しています。

RhinoFabLabはすべてのRhino ARTおよびARTCに、ファブリケーションの方法やプロセスに関連するイベント、ワークショップ、クラスがある場合にこのサイトに投稿して頂くようお勧めしています。

ホストはMcNeel マイアミオフィスのAndres Gonzalezです。


ぜひご覧ください:www.RhinoFabLab.com

Rhino OS X - 新しいビルド

新しいビルド、Wenatchee 2009-12-21を、多くの新機能、機能向上、そしてバグ修正を加えて公開しています。また、以下の内容も含まれています。

追加点:

  • Modeling Aidsのアプリケーションパフォーマンスパネルを実装しました。
  • 新しくMouseアプリケーションパフォーマンスパネルに中央マウスボタンの設定を追加し、中央マウスボタンをPan and rotate view(ビューをパンおよび回転)に設定することができるようになりました。これが設定されている場合、右マウスボタンは常にコンテクストメニューをアクティブにします。
  • Osnapsパネルのオブジェクトスナップの設定の1つをOptionキーを押しながらクリックすると、他のすべてのオブジェクトスナップ設定がオフになります。

変更点:

  • PanelingToolsプラグインを最新バージョンに更新しました。
  • クラッシュの報告を変更し、より多くの状況でクラッシュの報告を送信できるようになりました。

開発期間中、RhinoのOS Xバージョンはどなたにでもダウンロード、ご使用頂くことができます。

ほとんどの主要機能はWindowsから移植されたもので 非常に安定しています。残る機能の移植とインターフェイスの改良にはさらに手を加える必要があります。

製品として最初にリリースするまでに少なくとも1年はかかると思われます。ご使用中のビルドの期限が切れかけたとしてもご心配には及びません。新しいバージョンは数週間おきに公開され、試用期限までに新しいものをお使い頂けるようになります。

n|Edg: リヨンでの原理建築の展示


nEdgはTHEVERYMANYのインスタレーションで、最近フランス リヨンのギャラリーRoger Tatorに展示されました。

この2,796のユニークなパーツのアセンブリのproto architecture(プロト建築)は、3からnエッジのパーツのサーフェステセレーションおよびカスタムのrelaxation of surface(サーフェスの緩和)に関する一連のRhinoスクリプトでの探索の成果です。

続きはこちらで、インスタレーションの写真もご覧頂けます。

GrasshopperとRhinoスクリプト



McNeelヨーロッパでのGrasshopperおよびRhinoスクリプトのトレーニング予定:

  • Grasshopper上級-2010年2月8-10日(24時間)
  • Rhinoスクリプト-2010年3月1-3日(24時間)

  • 登録費用は各クラス795ユーロ、教育関係者および学生は50%の割引きがあります。お席に限りがあり、参加定員は8名です。できるだけ早くこちらでお申し込み頂くか、Rodrigo Bárcenaまでご連絡ください。

    Grasshopperのイベント、ワークショップ、チュートリアルの今後の予定を知らせてほしいとお考えの方は、どうぞGrasshopperコミュニティへご参加ください。

    Grasshopperが初めてという方は、ギャラリーでいくつかの例をご覧頂けます。

    詳細...

    2009年12月22日火曜日

    新しいリリース - PanelingTools for Rhino 4.0(SR7用)



    Rhino 4.0(SR7)用のプラグイン、PanelingToolsの新しいリリースをダウンロードして頂けます。

    新しい機能:

    • ヒストリをサポートする新しいptPanelGridCustomVariableコマンドを追加しました。このコマンドは曲率やアトラクターに基づくか、ランダムに入力パターンをスケール、回転、移動、またはモーフィングします。
    • 開始および終了曲線の中間の曲線を見つける新しいコマンド、ptMeanCurves を追加しました。曲線のシームは一致させません。2つの形状のシームを整列させるには、このコマンドを実行する前にCrvSeamを使う必要があります。
    • パネリンググリッドのUV方向を交換する、新しいptSwapGridUVコマンドを追加しました。
    • 2つのパネリンググリッドをマージする、新しいptWeaveGridsコマンドを追加しました。
    • パネリンググリッドを標準の長方形から対角線のものに変更する、新しいptConvertToDiagonalGridコマンドを追加しました。
    • パネリンググリッドを標準の長方形からダイアモンドのものに変更する、新しいptConvertToDiamondGridコマンドを追加しました。
    • 2Dおよび3Dパターンをテキストファイル形式に保存、またはテキストファイル形式からロードする、4つの新しいコマンドを追加しました。これらは2D/3Dパターンマネージャーで作成されたパターンです。
    • 新しいコマンド、ptExtractCenterGridを追加しました。このコマンドは、いくつかの入力グリッドの中心点に基づいて新しいグリッドを生成します。
    • 8つの新しいスクリプト関数を追加しました。
    • ptManage2DPatternsコマンドとptManage3DPatternsコマンドにUndo(元に戻す)オプションを追加しました。
    • PanelShape=Projectedの場合、ptPanelSurfaceコマンドとptPanelCurveコマンドにProjectionDirectionオプションを追加しました。
    • 次のコマンドにAttractorCurvesオプションを追加しました: ptOffsetBorder、ptOffestPoints、ptExtrudeEdge、ptOffsetEdge、ptFinEdges
    • ptOffsetPointsコマンドにヒストリのサポートを追加しました。
    • ptPanel3Dコマンドに新しい出力形式オプションを追加しました。エッジや面、ソリッド、メッシュの出力を選べるようになりました。
    • すべてのptPanel3Dのビルトインパターンを更新し、選択した形式を出力できるようにしました。WireBoxおよびBoxのパターンは1つにまとめました。

    バグ修正:
    • ptDirectionのバグを修正しました。行の長さが同じでない場合、方向の反転が終点を1列に再整列していませんでした。
    • ptPanelGridCustomコマンドのヒストリのバグを修正しました。
    • ptPanelGridコマンドのビルトインパターンを使う場合、面の方向を一致させました。
    • ptGridCurveのバグを修正しました。投影が見つからない際にプレビューグリッドが計算できない場合、コマンドを実行できていませんでした。修正後は次のステップに進んで投影と押し出し方向をリセットし、目的とするグリッドを得られるようになりました。

    お楽しみ情報:
    • 近いうちにPanelingTools for Rhino 5.0 WIP 32および64ビット版が公開されます。
    • Glenn Wilcox氏がご自身のブログgenerative design computingに、3つの新しいチュートリアルを投稿されました。詳細をご覧ください....
    • 新しいptPanelgridCustomVariableコマンドがヒストリでどのように動作するかをご覧いただけるショートクリップを追加しました。詳細をご覧ください...
    • Tex-FabによるPanelingToolsワークショップがテキサス大学アーリントン校で開催されます。詳細をご覧ください...

    Rhino Assembly - ミシガン大学 Taubman Collegeにて



    2009年12月17日、米国 ミシガン州アナーバーとロシア ノボシビスクミシガン大学のTaubman College of Architecture and Urban Planningと、バリエーショナルデザインツール、コンポーネントテクノロジー、CAD/CAM/CAE/PLM市場向けソフトウェア開発サービスの独立プロバイダーであるLEDAS Ltdは本日、幾何拘束計算ライブラリLGS 3Dが、ロボット工学の分野における科学的リサーチに使用されることを発表しました。

    ミシガン大学Taubmann College of Architecture and Urban Planningの建築CAD/CAMテクノロジー講師/研究者であるWesley McGee氏は説明します。「プラットインスティテュートのDave Pigram氏とともに行っている、私が現在取り組んでいることには、Rhinoceros 3Dソフトウェアを使ったロボット工学のスクリプトアプリケーションの開発が含まれます。私達はLEDASのRhino Assemblyプラグインとそれが基づいている幾何学的拘束エンジンに、非常に興味を持っています。試している分野のひとつが、Rhinoで行うロボットワークセルのキネマティックシミュレーションの開発です。現在、競合する複数の製品を使ってこれを行っていますが、完全にRhinoをベースにしたシステムがあると自由の幅が大きく広がります。私達のスクリプトは現在、ロボットコードの生成には非常に成功している一方、まだオフラインシミュレーションパッケージを使ってシミュレーションしています。LGS 3Dエンジンを使うことで、Rhino用プラグインのオフラインシミュレーションを構築できる可能性があると確信しています。」

    Rhino用ParaCloud GEM 2010のお知らせ


    ParaCloudがParaCloud GEM 2010の販売を発表しました。
    ParaClod GEMはRhino 4.0およびRhino for Macをサポートします。

    新しいバージョンにはソフトウェアの使い勝手やパフォーマンスを向上させる、多くの新機能やアップデートが含まれています。新しいリリースはモーフィングアニメーションシステムと、マテリアルレンダリングおよび3D印刷のためのレイヤ分け出力を備えています。 (続きを読む)

    MyRhinoGoldソーシャルネットワーク



    MyRhinoGold.comではRhinoGoldの最新情報やあらゆる疑問の解決(Forumセクション、FAQ)、トレーニングマテリアルのダウンロード(トレーニングガイド)、チュートリアルビデオ(トレーニングビデオ、およびForumの疑問に答えるショートビデオ)をメンバーに提供しています。またメンバーは自分のデザインを発表したり、展示会、ワークショップ、プレゼンテーション、ミーティング等、RhinoGold関連のイベントを探したり掲載したりすることができます。

    VisualARQ 1.0 サービスリリース1



    VisualARQ 1.0 サービスリリース1が、多くの機能向上、バグ修正、および新機能を加えて公開されています。

    12月31日まではVisualARQ 1.0の販売開始キャンペーン価格が適用されます。詳細はこちらでご覧ください。