2019年6月21日金曜日

サグラダ・ファミリア キリスト降誕のファサード - 点群からの3Dモデリング


Junta Constructora del Templo de Sagrada Familia のためにModelicalが手がけた作業

アントニ・ガウディのプロジェクト、バルセロナにあるサグラダ・ファミリアのバシリカについて聞かれたことのある方もいらっしゃると思いますが、その建物が1882年に建設が始まり、今も最新のテクノロジーを使ってデザインと建設が続けられていることは、きっと多くの方がご存知だと思います。この建物でユネスコの世界遺産であるキリスト降誕のファサードは2Dでも3Dでも信頼でき、詳細が分かる資料が2018年までありませんでした。

修復とクリーニング作業の際、トポグラフィーのチームは点群と写真測量を使ったファサード全体の調査を依頼されました。その結果、Modelicalの依頼はNURBSサーフェスとメッシュ両方で完全な3Dモデルのセットになり、ファサードの詳細が分かる断面図や設計図の2D図を取り出すことができました。



原文投稿者: Carlos Pérez

NXT BLD カンファレンス、ロンドン - 講演の録画


NXT BLD(Next Build/次世代の建設)はBIMの先にある建築環境に新しく生まれた技術を探る、未来を見据えたカンファレンスとエキシビションです。デジタルファブリケーション、人工知能(AI)、ロボット、ジェネレーティブデザイン、VR、リアリティモデリング、その他多くのトピックが含まれ、素晴らしい講演者を迎えて6月11日にロンドンで行われました。その講演者の多くはRhino/Grasshopperユーザーです。

このイベントに参加されなかった方も、こちら(ページの下までスクロールしてください)でご登録になると録画されたセッションをご覧いただけます。

原文投稿者: Carlos Pérez

ShapeDiver、Kangaroo 2 プラグインをサポート



Grasshopper 1.0 への追加で特に面白いのは、ネイティブのGrasshopperコンポーネントのセットとしてKangarooプラグインが含まれていることです。多くの要望により、ShapeDiverは Kangaroo 2 をサポートしています。

一部のKangarooの機能はその性質からShapeDiverと互換性がないため、それがサポートを始める上で警告を行う主な理由になっています。

KangarooとShapeDiverを一緒に使う前に知っておくべき注意事項についてはこちらの記事の全文をご覧ください。.

原文投稿者:Carla Sologuren

2019年6月19日水曜日

ロンドンでの FABRICATE 2020 カンファレンス - 作品募集の受付終了


FABRICATEはデジタルファブリケーションをテーマに根拠となるパブリケーションで相互評価する国際カンファレンスです。進歩するデジタルデザインと製造プロセスの統合や21世紀のデザインとものづくりへの影響を議論するFABRICATEは建築、建設、エンジニアリング、製造、マテリアルテクノロジー、コンピューテーションの範囲でデザインやものづくりに関わるパイオニア達を一堂に集めます。
議論に含まれる主要テーマ: 
  • コンポーネントから建設規模まで、デジタルファブリケーション技術は新しい創造性や建設の機会をどう可能にしているか
  • デジタルモデリングとその実現の間にある困難な隔たり
  • デジタルモデリングとその実現の間にある困難な隔たり
  • 現場内外での建設
  • 学際的な教育
  • 経済的でサステナブルなコンテクスト

FABRICATE 2020スウィンバーン工科大学コーネル大学(College of Architecture, Art, and Planning)UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、The Bartlett School of Architecture)が共同議長となって共催されます。

2020年は 22 Gordon Street にある本館の大幅な改修工事の完成を含め、サイズ、範囲、外観ともここ数年でかなりの変化を遂げたFABRICATE誕生の地、UCLの Bartlett School of Architecture に戻ってきます。Hawkins\Brownがデザインしたプロジェクトは利用可能な空間を倍増させ、オープンプランのスタジオ、展示スペース、B-made(Bartlett Manufacturing and Design Exchange)として知られるワークショップを含め、1,200名以上の学生と400名以上のスタッフに最先端の設備を提供する建物になっています。



原文投稿者:Carlos Pérez

ArchiCAD + Grasshopper 集中サマーコース、PAZ Academy、チューリッヒ


2019年7月8-12日
PAZ Academy(Parametric Academy Zurich)
スイス、チューリッヒ


ビルディングインフォメーションモデリング(BIM)を使って初期デザインにつなげる方法を紹介するサマーキャンプ、ArchiCAD-Grasshopper Summer Camp が行われました。

シンプルな練習でGrasshopperを学び、2つのソフトを組み合わせて使えるようにするステップも全て紹介されました。

コースの終わりには実際に使える定義について理解、編集し、自分で開発できるようになり、夏を楽しみながら日常業務を最適化できる内容でした。


原文投稿者:Carla Sologuren

2019年6月17日月曜日

DR_SoM 手法についてのデザイン研究シリーズ

DR_SoM Digital Practice TU Graz Oct-24-27-2019
Design Research Series on Method
2019年10月24–26日
グラーツ工科大学、オーストリア


Design Research Series on Method(DR_SoM)7回目のセッションはグラーツ工科大学で、Architectural Research in Europe Network Association(ARENA)の年次大会を兼ねて行われます。実務上の建築リサーチは3回目ですが、デジタルに重点を置くのは今回が初めてで、DR_SoM は特にデザインの着想や考え方の新しい方法としてデジタル技術をとらえているプロジェクトや事務所について聞きたいと考えています。詳細はオンライン発表をご覧ください。



原文投稿者: David Leon

最小化による形状探索


修士課程、 Master's Degree in Parametric Design in Architecture(MPDA)Daniel Piker が講義を行い、Studio2の審査に加わりました(6月20日14:00、ETSAVの Assembly Hall / Sant Cugat del Valles、バルセロナにて)

このコースは建設を意識したデザインに焦点を合わせ、今までにない実験的な建築方式に基づく1:1のモデルのファブリケーションで締めくくられました。今年は実現可能性を非常に重視しながら、ハイブリッドでベンディングアクティブ(Bending-Active)な球状で弾力性を備えたGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製グリッドシェルのデザインとファブリケーションに取り組み、広範囲にわたってKangarooで作成した物理的/デジタル両方のモデルを頼りに進め、K2eで解析が行われました。コースには複数のセミナーとマスタークラスが含まれ、Christoph GengnagelRiccardo La MagnaCecilie Brandt といったこの分野の国際的なエキスパートが参加しました。

Daniel Piker
Form-finding through minimisation

Daniel は研究と実務の両面から、建築における複雑な形状のデザインと実現に関わっています。 以前はArup(アラップ)の Advanced Geometry Unit で仕事をしていましたが、現在は Foster+Partners の Specialist Modelling Group に所属し、インタラクティブな物理シミュレーションや最適化を Rhino 3D CADソフトで幅広く実現できる形状探索ツール、Kangarooの開発者でもあります。

原文投稿者: Carla Sologuren

Grasshopper - ARCHICAD 23 ウェビナー(スペイン語)- 2019年6月26日


先日 ARCHICAD 23 が発表され、Rhino & Grasshopper との連携がさらに強化されました。

SIMBIM Solutions はARCHICADでのアルゴリズムデザイン(Grasshopper)について、スペイン語でウェビナーを行いました。
原文投稿者: Carlos Pérez