大きな建築プロジェクトからちょっと外れたこぼれ話の中に、Loop de Loop という面白い家具がありました。全てRhinoでモデリングされ、Grasshopperで有理化されたものです。
KPF創始者でパートナーのWilliam Pederson がデザインした5つのコレクションで、パウダーコーティングされた炭素鋼のフレームとポリエステルのメッシュなので屋内でも屋外でも使えます。弾力性のない編み地なので、座る人の体型に関わらず変形は均一です。
どれも5/8インチ高強度鋼管のシングルループで、端から端までがつながって(Loop de Loop)います。
Pedersenがニューヨーク・タイムズの記事で語った詳細によると、鋼管をひと続きのループに曲げるため、CNCテクノロジーを使うプログラムにデジタル化したそうです。40の個別コマンドがあり、ほぼ1インチごとにコンピューターで曲げ方を変えました。ハミガキのチューブをしぼり出すような感じで、圧力で角度を調整したそうです。