CLOAKはそのユニークなデザインで、初めて全要素の材質を変えられるようにしてくれた腕時計です。face(フェイス/文字盤)、bezel(ベゼル)、strap(バンド)はどれも数秒で交換することができ、何百通りもの組み合わせを試し、身につけることができます。
Mule Studioの共同創業者、Harri Lewis が説明したプロジェクトについて:
"CLOAKで私達が創り上げたのは世界一美しいマテリアルを披露するだけでなく、それらを瞬時に交換することもできる腕時計です。
コンセプトからファブリケーション、パッケージデザインまで、実現までのプロセス全体でRhinoが使われています。
この腕時計はユーザーが個別に設定できるよう厳しい許容差が求められましたが、Rhinoは+-0.05mmを容易に扱いながら完璧に実現してくれました。
Rhinoの幅広いエクスポートオプションは、サプライヤーやファブリケーター、ビジュアライゼーションチームが必要とするどんな形式でもファイルや図面を簡単に送ることができ、プロセスの大幅なスピードアップにつながりました。
Rhino 6 の新しいソフトエッジ機能は本当に楽しんで使いました - この機能が生み出す繊細な違いが現実になるというのは素晴らしいです。
内外での3D印刷はCLOAKの開発に大きな役割を果たしました。必要なメッシュの生成やエクスポートに苦労することはありませんでした。
Rhinoの活用で特に気に入っているのはおそらく - 見直しの途中、同じソフトで大規模な建設プロジェクト(たいてい数百メートル規模)へ切り替えられることでしょう。ある種類のプロジェクトで発展させたスキルが全く違う規模に転用可能なことが分かり、Rhinoはこれを可能にしてくれます。小さなスタジオにとって非常に貴重なことです。
しかもまだGrasshopperの話が少しも出ていません - 初期段階でのデザインの反復はビジュアル、マテリアルのボリューム両方で即座にフィードバックを得られ、探索するのが楽しかったです。
McNeelに感謝!"
原文投稿者: Carlos Pérez