2017年9月9日土曜日

アルゴリズムを使ったデザイン - デジタルデザインモデリングのトレンド



モデリングでアルゴリズムにどうアプローチしますか? Raymundo Burgueno は従来のソフトを使って1つ1つのコンポーネントを作っている人に会うと、「あなたに必要なのはRhinoとGrasshopperに堪能な人ですよ。」と言うそうです。

Raymundo は続けて、プログラミング経験が全くないとGrasshopperでのアルゴリズム作成を学ぶのは難しいかもしれませんから、と説明します。NURBSベースモデリングの従来のワークフローでの作業とは、非常に異なるアプローチでモデリングに取り組む必要があります。

Grasshopperを使った作業プロセスの一番パワフルな部分は一度アルゴリズムを書き上げてしまうとカスタマイズ可能で、プロセスのどの段階でも即座にパラメーターを変更することができることです。それぞれのデータセットをコントロールすることで、デザインのモデリングプロセスの中で距離や空間など、他のパラメーターに基づいてデザインを変更することができます。

Formtrendsの記事でRaymundoがこのプロセスを簡単にまとめています。


2017年9月5日火曜日

APX+201.7 ワークショップ - ブルガリア


APX+ 201.7 Workshop 
2017年9月21-26日
Expo Center Flora
ブルガリア、ブルガス

APX+ ワークショップは、ブルガリア初のパラメトリックデザイン、高度な建築モデリング、建築における製造のイベントとして2011年に始まりました。

APX+ 201.7 は7回目となり、RhinocerosとGrasshopperを使うパラメトリックの知識を作り出すトレンドを引き継ぎます。2日間の基本セミナーの後、さらに複雑なNURBSモデルの作成方法を学ぶ2日間の上級セミナーが行われ、学生達は実践的モデルを生成しながらパラメトリックの定義を作成します。

RhinocerosとGrasshopperのほとんどの機能をカバーする集中ワークショップで、両プログラムのプラグインを扱ういくつかの方法も紹介され、RhinocerosでのBIMモデリング、ビジュアライゼーション、ジオメトリのインポート/エクスポート等の問題、実際のプロジェクトの課題について説明されます。

APX+の5・6日目は引き続きコンピューター制御の加工機を使ったデジタル製造方法や、デジタル製造との関係を探る実践ワークショップに取り組みます。実寸大で実際のプロトタイプを作り出すことが目標で、さらにもう1日、完成したプロジェクト展示の正式なオープニングと修了証書の授与式が行われます。

講師: 
MArch. Octavian Gheorghiu(Foster+Partners
MArch. Emil Burulyanov(Decor Design
MArch. Hristo Topchiev(Topchiev Architects
MArch. Joana Topchieva(Topchiev Architects
MArch. Ivan Palazov(Sofa Lab

このワークショップは Varna Design Forum が企画し、スポンサー/主催は Municipality of Burgasです。



原文投稿者: Carlos Pérez