2019年8月16日金曜日

Rhino用 写真測量ファイル転送

Rhinoの背景イメージと重ね合わせたCADデータ、オリジナルと調整済みの写真の違い

レーザースキャンの代わりに写真測量の利用を検討しても良いかもしれません。

写真測量は通常ターゲットに適用される、選択された点の3D座標を生成し、その点をRhinoにエクスポートしてRhinoの点と一緒に扱います。

そのためにはまずターゲットを適用し、様々な場所の写真を用意し、コンピューター上で画像を処理し、その結果をRhinoにエクスポートするでしょう。
PhotoModelerを使うと、Rhinoのワークフローに写真測量を統合することができます。解決済みのカメラ位置、回転、歪みのない画像の背景を、Rhinoのネイティブ形式(.3DM)でインポートしましょう。

PhotoModelerは以下を含む、多くの機能を備えています:
  • ジオメトリ(2Dおよび3Dの点、線、サーフェス、テクスチャ、NURBS、レイヤ、マテリアル)、カメラ位置および向きのデータ、2種類の背景イメージを含む総合的な Rhino 3DM エクスポート
  • NURBS、サーフェス、テクスチャ等を含む完全な3Dモデルの転送
  • 両方のプログラムで同じレイヤとマテリアルを操作
  • 正確なスケールと座標系の転送で寸法も正確に
  • プロジェクトの注記をRhinoの注記に転送
  • 正投影の画像背景をRhinoに設定
  • 2Dパターンやテンプレートを扱い、カメラベースでデジタル化
  • 各オリジナルのプロジェクト写真向けに正確なカメラビューを転送
PhotoModeler Technologies のブログ投稿で、RhinoとPhotoModlerおよび写真測量を使うヒントをご覧いただけます。



原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年8月15日木曜日

Optimus - Grasshopper向けの新しいメタヒューリスティクス最適化プラグイン


Optimus はGrasshopper向けの新しいメタヒューリスティクス最適化プラグインです。この最初のバージョンは突然変異戦略のアンサンブルを備えた自己適応型差分進化(jEDE)を実装しています。自己適応のアプローチがクロスオーバーと変異率を更新すると同時に、突然変異戦略のアンサンブルが3つの演算子を使って最適な結果を見つけ出します。コンセプトの段階でデザインを決定する間にPerformative Computational Architecture(コンピューターを使ったパフォーマティブ建築)のフレームワークをサポートすることが主な目的です。

このプラグインは標準テスト問題を使ってテストされ、いくつかのテスト問題は IEEE CEC 2005 で、またデザイン最適化の問題も1つ提示されました。結果は21のテストのうち20でより良いソリューションを見つけ出し、food4Rhinoで手に入る複数の単目的の最適化アルゴリズムより Optimus(jEDE)の方が優れていることが示されました。このツールは建築家、エンジニア、デザイナー等、頻繁にパラメトリックデザインモデリングをお使いの方を対象にしています。

アルゴリズムのバックグラウンドと結果はこちらでご覧いただけます。


原文投稿者: Carlos Pérez

2019年8月13日火曜日

ShapeDiver、Pufferfisプラグインをサポート


このプラグイン、Pufferfish は形を変えるために必要なトゥイーン、ブレンド、モーフィング、平均化、変形、補間に焦点を合わせた280のコンポーネントのセットです。

ほとんど全てのジオメトリプリミティブに対応するトゥイーンのツールをGrasshopperで提供し、メッシュやサーフェスといったより複雑なプリミティブに操作を実行した際に真価を発揮します。

ジオメトリの従来のカテゴリーに加え、Pufferfishはツイストした直方体の拡張サポートを提供し、 他のプリミティブと同じようにトゥイーン操作に使うことができます。嬉しいことに、全てのコンポーネントがShapeDiverの制限なしにサポートされることになりました。

こちらの記事で、ShapeDiverがアップロードしたサンプルモデル、並べた複数の直方体を作成するコンポーネント "Twisted Box Loft" と、タイプの異なるタイル化可能な要素を配列にモーフィングするコンポーネント "Morph to Twisted Box" をご覧いただけます。

原文投稿者: Carla Sologuren