2015年7月3日金曜日

Loop de Loop

建築事務所、Kohn Pedersen Fox(KPF)のCharles Portelliが先日訪問された際、KPFの最新プロジェクトについていくつかお話を伺いました。

大きな建築プロジェクトからちょっと外れたこぼれ話の中に、Loop de Loop という面白い家具がありました。全てRhinoでモデリングされ、Grasshopperで有理化されたものです。

KPF創始者でパートナーのWilliam Pederson がデザインした5つのコレクションで、パウダーコーティングされた炭素鋼のフレームとポリエステルのメッシュなので屋内でも屋外でも使えます。弾力性のない編み地なので、座る人の体型に関わらず変形は均一です。

どれも5/8インチ高強度鋼管のシングルループで、端から端までがつながって(Loop de Loop)います。

Pedersenがニューヨーク・タイムズの記事で語った詳細によると、鋼管をひと続きのループに曲げるため、CNCテクノロジーを使うプログラムにデジタル化したそうです。40の個別コマンドがあり、ほぼ1インチごとにコンピューターで曲げ方を変えました。ハミガキのチューブをしぼり出すような感じで、圧力で角度を調整したそうです。

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