2019年3月14日木曜日

V-Ray Next for Rhino


デザイナー向けに作られた初めてのスマートレンダラー、V-Ray Next for Rhino をご紹介します。

V-Rayはプロジェクトのコントロールセンターとなり、フォトリアリスティックレンダリング、Scene Intelligence(シーンインテリジェンス)、アセット管理でRhinoとGrasshopperの機能を拡張します。

V-Ray Next はどこを見てもスピードアップしています。最適化したマテリアルと V-Ray Next の全体的なパフォーマンス向上のおかげでレンダリング速度は以前より最大50パーセント速くなり、GPUレンダリングの向上でさらに200パーセント、その上 V-Ray Scene Intelligence による拡張で最大7倍の具体的な向上が見られます。

V-Ray Next に導入された V-Ray Scene Intelligence はレンダリング開始時にデザイナーが一番よく行う決定のいくつかを最適化し、3Dシーンを自動的に解析します。例えば新しいアダプティブドームライト(ADL)は最大7倍のスピードでより精密なイメージベースの環境ライティングを提供し、窓や開口部に別のポータルライトを追加する必要性を取り除いてくれるので、特にインテリアで役に立ちます。

V-Ray Scene Intelligence はV-Rayカメラも向上させ、毎回理想的なレンダリングになるよう、露出とホワイトバランスを自動的に設定できるようになりました。新しい NVIDIA AI Denoiser を使った入力不要のノイズ除去も可能になり、ほとんど瞬時に画像のノイズを取り除いてライティングの感覚を直に伝えてくれます。このタイプのノイズ除去は、シーンの見た目をインタラクティブに微調整するのに最適です。

パワフルなアセット管理

新しいアセット管理システムは新しいプロジェクトコントロールセンターとして働き、デザイナーがワークフローを効率化したりプロジェクト全体を調整するのに役立ちます。V-Rayのシーンアセットを全て直感的な方法で管理できるようになり、ライト、テクスチャ、マテリアルの外観を中心部から微調整するライブプレビュー機能を使えるようになりました。

今までにないGrasshopperサポート

V-Ray Next for Rhino は最高に幅広いGrasshopperツールセットを市場に送り出し、パラメトリックデザインツールに新しい能力をもたらします。ライブのインタラクティブ性でV-RayをGrasshopper内で使うことができ、エクスポートでRhinoに戻すことなく抽象的な曲線や繰り返しパターンの驚くほど美しいビジュアライゼーションを生み出します。V-Rayタイムラインから太陽光、カメラ、Grasshopper定義のアニメーション化もできるようになりました。定義はレンダリングプロセスを通してGrasshopper、Rhinoの両方で維持されます。

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原文投稿者: Carlos Pérez

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