2018年11月21日水曜日

砂の3D印刷: 構造と装飾の融合



DFAB HOUSENCCRの研究者達が型枠に砂の3D印刷を使うフルスケールの建築プロジェクトで世界初となる、80m²の軽量コンクリートスラブを作り上げました。
一番薄い部分はわずか20mm、波型の装飾が施され、従来型のコンクリート天井の半分にも満たない重さです。Smart Slab(スマートスラブ)という名前で全て説明している通り、コンクリートの構造強度に3D印刷のデザイン自由度を組み合わせるスラブです。チューリッヒ工科大学でデジタル建築技術の准教授を務めるNCCR研究グループの主任研究員、Benjamin Dillenburger によって開発された Smart Slab は、デューベンドルフにあるEmpa(スイス連邦材料試験研究所)およびEawag(スイス連邦水科学技術研究所)の研究とイノベーションのプラットフォーム、NESTの住宅ユニットである DFAB House の中心的要素の1つです。80m²、15トンの天井は11の部分で構成されるコンクリートで、2階建ての木材を支える下の床につながっています。
画像: NCCR Digital Fabrication / Michael Lyrenmann


原文投稿者: Delia Robalo

0 件のコメント: