2017年1月30日月曜日

スキーヤーのEdy: スキー世界選手権2017の木製彫刻 - サンモリッツ(スイス)

画像: Design-To-Production

スキー世界選手権2017のため、開催都市サンモリッツの中心部に、高さ19mで人が歩けるスキーヤーが作られました。

チューリッヒのAromaがデザインした木製彫刻でメダル授与式のイベントスペースとして使われ、プロジェクション、ダンス、クライミングショー、TVのプレゼンも、このスキーヤーの上や中で行われました。表面はCNCカットの木製パネル600枚以上で構成され、階段のある木の塔が構造を支えるとともに、内部にある3つのプラットフォームへのアクセスを提供します。

Design-to-Production は製品レベルの3Dデジタルモデルを作成し、1,000近くものコネクターと独特のパネル637枚全てをCNCファブリケーションするデータを、2016年10月に行われた最初のプロジェクトミーティングからわずか7週間後に提供しました。

厳しいスケジュールのため、エンジニアと密に連携しながらパラメーター詳細を素早く開発することが主な焦点で、事前に正確に組み立てられ、簡単に取り付けできるものでなければなりません。3Dモデルから直接取り付け手順を生成し、1枚1枚のパネルに付けることにより、わずか3週間でスキーヤーを間違いなく設置することができました。

“ホマッグ(HOMAG)の5軸加工機でカットするファブリケーションデータまで、全てRhinoで作業しました。(MPRデータはモデルから直接作成しました)”Fabian Scheurer / Design-to-Production)

Image by Design-To-Production


場所: サンモリッツ(スイス)
オープニング: 2017年2月
クライアント: Aroma Productions AG, Zurich(スイス)
コンサルティング: Création Holz, Hermann Blumer
木材建造: A.Freund Holzbau, Samedan(スイス)
構造エンジニアリング: sblumer ZT, Graz(オーストリア) 詳細設計 IHT Rafz(スイス)
CNCファブリケーション: Bearbeitungs- & Zuschnittzentrum AG, Leibstadt(スイス) 詳細企画 Design-to-Production, Zurich(スイス)

 
 
原文投稿者: Elena Caneva

0 件のコメント: