RhinoでTween(トゥイーン)とは、任意の曲線同士を補間する曲線を生成するという意味です。この言葉の世界初の登場についてはよく分かっていませんが、少なくともトールキンの著作に使われた頃まで遡り、"between"の動詞と考えて良いでしょう。いずれにしてもトゥイーンはデザイナーのツールボックスに欠かせないごく基本的な操作ですが、控えめに複雑な元の曲線上にも交差し合う、あるいは自己交差する曲線を素早く作成してしまうことがあります。重なるトゥイーン曲線は、美学的・実践的な理由から望ましくないことは多いでしょう。
Tweener はそのような問題を解決する Rhino & Grasshopper プラグインで、元の曲線が交差していない部分は全て重なりや交差がないようにしてくれます。一番シンプルな使用例ではGrasshopperコンポーネントのTweenPlanCurv をTweenCrv コンポーネントの代用として使うことができ、TweenCurves2をTweenCurvesに置き換えることができます。さらに元の閉じた曲線は3つ以上でも良く、また2つが平面だけでなく1つのサーフェスまたはBREP上の閉じた曲線である必要もありません。Tweenerは有限数の曲線の代わりに、全て色グラデーションのスカラーフィールドを生成することもできます。
原文投稿者: Cécile Lamborot
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