今ではコンピューターのない建築事務所での日常を想像することもできなくなり、既に様々な所で建築のデザインやプレゼンの重要な課題を引き継いでいます。この本はミュンヘンにある絵画館、ピナコテーク・デア・モデルネの建築部門(Architekturmuseum der TUM)での同名エキシビション(2020年10月14日-2021年1月10日)の一環として出版され、建築におけるデジタルの発展を初めて総合的に考察した内容になっています。
初期の1950年代から現代に至るまで、4つのチャプターでわくわくするようなストーリーが綴られ、製図機として、デザインツールとして、物語を伝える手段として、インタラクティブなコミュニケーションのプラットフォームとしてコンピューターを紹介しています。背後にある根本的な問いかけは、コンピューターは建築を変えたかどうかと、もしそうであればどの程度なのか、ということです。
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