2017年12月15日金曜日

GRAPHISOFT、Grasshopper-ARCHICAD Live Connection V2.0 を発表


2017年12月14日、ブダペスト - 建築家/デザイナー向けにトップレベルのビルディングインフォメーションモデリング(BIM)ソフトを開発している GRAPHISOFT®が、 Grasshopper-ARCHICAD Live Connection の大幅なアップデートを発表しました。 

GRAPHISOFTの業界ファーストで双方向の“ライブ”コネクションは、Windows、Macどちらのオペレーティングシステムでお使いのRhino/Grasshopperユーザーでも、プロのBIMソフト(ARCHICAD)と連携できるようにしてくれます。Rhino-Grasshopper-ARCHICAD コネクションは初期段階のデザインとBIM間のギャップを埋め、建築家が3つのデザイン環境 -- Rhino、Grasshopper、ARCHICAD -- の強みを活かせるようにしてくれます。

GRAPHISOFTの Grasshopper-ARCHICAD Live Connection はこの最新アップデートで、2つのデザイン環境(アルゴリズムデザインとBIM)の間に新たなレベルのインテリジェントワークフローを開きます。全く新しい “Deconstruct” 機能で、Grasshopperを使ったアルゴリズムデザインの論理を追加しながらお持ちのBIMモデルをデザインの骨格として使うことができますので、デザイナーは(建物のベースジオメトリのような)BIMにおける基本デザイン論理を維持した上で、中心となるデザインの変更に合わせるインテリジェントなデザインの詳細で拡張できるようになります。こちらのビデオで簡単な例が紹介され、イタリアで起こった最近の地震後の都市環境のBIMモデルを作成し直すため、建築環境についての建築物調査のデータが使われている様子をご覧いただくことができます。

“モデルとコンセプトデザインをつなぐ橋としての役割を果たすことで、Grasshopper-ARCHICAD Live Connection のDeconstruct機能はイタリア、グリシャーノの建物のBIMモデル再建を可能にしてくれました。” - プロジェクトの建築家、Michele Calvano と Mario Sacco のコメント

Grasshopper-ARCHICAD Live Connection に加えられたもう1つの重要な向上点は、Grasshopperを使ってカスタムのGDLオブジェクトを作成し、ARCHICADのプロジェクトへ即座に配置できる機能です。新しく作成されたライブラリパーツがARCHICADの Embedded Project Library に配置され、その後Grasshopperで加えられたデザイン変更がARCHICADのプロジェクトでもすぐに実行されます。

Grasshopper - ARCHICAD Live Connection の詳細についてはこちらのウェブサイトをご覧ください: www.graphisoft.com/rhino-grasshopper/

原文投稿者: Carlos Pérez

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