Mos(kit)oのセット - 左: 蚊取り罠、右: 蚊の解析ステーション、著作: パスツール研究所 |
この装置の着想には、パリ周辺にある ENSCI-Les Ateliers デザインスクール、ESPCI(パリ市立工業物理化学高等専門大学)、Pierre and Marie Curie University(パリ第6大学)、Paris Diderot University(パリ第7大学)、ETSL Biotech School、Jean Monnet Law Faculty の学生達を含む学際的なチームによって Rhinoが利用されました。
罠と解析ステーションのコンポーネントは昆虫学者の勧めに従ってデザインされました。3D印刷バージョンはiGEMコンペ向けのデモ装置として生成され、BioDesignイベントを含む複数の会場で使われました。
ジカ熱や黄熱病、その他複数の疾患(アルボウイルス)は虫刺されから人に感染し、その多くは現在ワクチンがありません。予防策の1つは大規模な殺虫剤の散布ですが、毒性や蚊が耐性を持つようになるという問題があります。Mos(kit)oは感染源となる蚊の存在を監視し、予防し、殺虫剤の散布を環境的な責任を持って行えるよう役立つ、革新的なツールになるでしょう。
このMos(kit)oによってパスツール研究所の Institut Pasteur Paris 2016 Team は 2016 iGEM コンペで金メダルと3つの最優秀賞(Best Applied Design、Best Diagnostic、Best Entrepreneurship)を受賞しました。
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