2016年6月17日金曜日

Kangaroo 2.0 -- テストへの準備を整え、袋の外へ

Daniel Piker が新しいKangarooで最初の公開ワークインプログレス(WIP)バージョンを発表しました。

エンジニアやデザイナーはインタラクティブなシミュレーション、形状生成、最適化、構造コンポーネントの解析、拘束の内省のために、Grasshopperの中でKangarooプラグインを使うことができます。

これはコアソルバーと全てのインターフェイスコンポーネント両方を完全にゼロから書き直したもので、よりパワフルでフレキシブルなKangarooになるための重要な機能向上をいくつも備えています。(赤ちゃんカンガルーが成長しました。)
  • 安定性と収束スピードが大きく向上し、以前のような剛性値の制限を克服しています。
  • 以前のForceオブジェクトはGoalに置き換えられました。力、荷重、拘束を、シンプルなシステム1つにまとめます。
  • Goal タイプは面積、長さ、長さクランプ、長さ/角度スナップ、共線性、共平面性、対称拘束、剛体アセンブリ、可塑性など、幅広く新しいアプリケーションに対応します。
  • Goalの作成が今までにないほどシンプルになりました。必要なだけ新しいGoalを追加することができ、カスタムのGoalはGrasshopperスクリプトコンポーネントで書いてソルバー実行中に変更することも可能です。
  • 以前のインターフェイスの扱いにくく、面倒だった部分がいくつか改善されました: Goalを追加、削除、あるいは変更した時にリセットする必要はなく、Goalの入力をフラットニングする必要もなく、タイマーをスタート/ストップし続ける必要もありません。
  • 新しいGrabツールを使ってRhinoビューポートで点をダイレクトにドラッグ/固定できます。
  • ソルバーのライブラリをGrasshopperコンポーネントから切り離しました。パワーユーザーや開発者がよりダイレクトにコントロールし、カスタマイズすることができます。
詳細は Daniel Piker のビデオでご覧いただけます。

*注意事項: これはWIP(ワークインプログレス)です。まだバグや欠けている機能があります。

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