2011年1月6日木曜日

新しいリリース - SectionTools for Rhino 5.0



SectionToolsプラグインの新しいリリースが、2011年1月5日の最新Rhino 5.0 WIPで公開されています。ダウンロードの説明とドキュメンテーションはSectionToolsウィキページでご覧頂けます。

SectionToolsはRhinoLabsからのプラグインで、3Dモデルの断面とその2D図の生成が行えます。断面はモデルの変更に応じて更新されます。このプラグインは多数の断面の一式を効果的に管理する編集、表示、レポートのツールを備えています。


今回のリリースの変更点は次のとおりです。

  • 断面作成コマンドを更新し、(断面の方向を指す矢印を含む)カットラインと断面の名前を示すテキストドットで構成される断面のヒントを追加しました。新しい断面のカットラインは断面の選択に使用できるようになりました。断面の選択が必要なコマンドをすべて更新し、カットラインまたはリストから直接選択できるようになりました。
  • カットラインとテキストを表示、非表示、編集する新しいコマンド、stEditSectionsHintを追加しました。
  • ファイルI/Oを更新し、ヒントのスケールと表示状態をファイルに保存できるようにしました。以前のバージョンで作成されたファイルは問題なくロードできるはずです。
  • 1回に1つの断面を更新するUpdateSectionコマンドを追加しました。
  • stUpdateコマンド名をstUpdateAllSectionsに変更しました。
  • 断面のクリッピング面が、断面を更新する際非表示になっていました。これは修正され、表示/非表示の状態を保持するようになりました。
  • 断面作成の際のダイナミックなフィードバックを更新しました。
  • 押し出しオブジェクトを使う際のstMake2Dを修正しました。
  • 既存のレイアウトでレイアウトコマンドを呼び出す際、レイアウトドットを複製するバグを修正しました。
  • 既存のレイアウトでレイアウトコマンドを呼び出す際のバグを修正しました。これは断面データ以外にオブジェクトを削除していました。
  • レイアウトのタイトルドットをベースラインに重ねるのではなく、レイアウトから少し離して示すようになりました。
  • オブジェクトに名前がない場合のレポートのバグを修正しました。以前はRhinoがフリーズしていました。
  • SectionToolsウィキページのツールバー、マニュアル、ショートクリップを更新しました。またstEditSectionsHintを使ってインタラクティブに断面を選択し、編集する方法を紹介する、新しいショートクリップを追加しました。

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