2011年1月21日金曜日

Rhino SDK - オープンソースへ

私達のすべてのビジネス戦略はオープンであることに基づいています。私共の最初のオープンソースコードイニシアティブであるOpenNURBSは、制限やロイヤリティなしにネイティブのRhino3DMファイル形式へのアクセスを提供しています。私共の最新のオープンイニシアティブには、Rhino 5.0の新しいクロスプラットフォームSDKであるRhinoCommon、MonoMacプロジェクトへのWindows.Forms extensionのサポート(.NET UI for the Mac)、Rhino 5.0のRhinoPythonライブラリがあります。

つい先日、RhinoCommongithubに掲載しました。

RhinoCommonをオープンソースにする目的:

  1. ソースを見てRhinoCommon SDKの中で何が起こっているのかを見ることができるので、Rhinoのプラグイン開発者がより良いプラグインを書くことができる。
  2. 開発者がRhinoCommonソースのバグを報告できる。
  3. 多くの方から詳しいフィードバックを頂いて、RhinoCommonをより向上することができる。
  4. 開発者コミュニティからコード、ドキュメンテーション、サンプル追加についてのご要望を聞くことができる。
Rhino 5.0プラグイン開発者の方は、どうぞ以下の手順でオープンソースRhinoCommonをご活用ください。
  1. RhinoCommonプロジェクトをダウンロード、コンパイル。
  2. RhinoCommon.dllの名前をRhinoCommon.dll.originalに変更。
  3. コンパイルしたpdbとRhinoCommon.dllをRhino 5システムディレクトリへ配置。

MonoMac.Windows.Formsは開発者にWindows Rhino 5.0のUIを含む、.NETプロジェクトを開発、コンパイルし、Mac Rhino 5.0でコンパイルし直さなくても実行できるツールを提供します。MonoMac.Windows.Formsプロジェクトの初期の開発への貢献に関心のある方は、どなたでもこちらをご覧ください。

ソースコードを含むRhinoPythonライブラリはWindows版、Mac版両方のRhino 5.0と一緒に含まれています。ライブラリは、Python開発者がRhinoの最も複雑なSDK関数に簡単にアクセスできる多くのPython関数を提供します。RhinoPythonライブラリのプロジェクトへの貢献に関心のある方は、どなたでもこちらをご覧ください。

オープンソース – こだわりか情熱か?
オープンソースによってはこだわりですか、McNeelのオープンソース(正確には開かれていること)は情熱です。共有することであらゆる機会に得られるフィードバックは私達に刺激やひらめきを与えてくれます。社外からのフィードバックこそ、私達の業務すべての背後にある目的を明確にしてくれるものです。

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