2018年9月20日木曜日

Grasshopper向けプラグインNemo、food4Rhinoで公開




Rhinoは非常に良い交換プラットフォームで、造船工学や船舶工学の分野ではほとんどあらゆる所で見られ、開発者のコミュニティがそれぞれの機能を追加できるエコシステムがあります。船舶設計に応用し、複数の追加モジュールを備えたGrasshopperツールを作るというNemoのアイデアは、見聞きしたこのような状況がベースになっています。造船工学共通のニーズを満たすために Rhino API 機能を使いながら直接内部で計算し、相互運用とデータ交換を最適化することで外部の専門ソフトとの間に橋を作ることが目的です。

開発された主な機能には流体静力の計算、流体シミュレーションへのメッシュエクスポート、MARS2000への横断面エクスポート、HoltropおよびSaviskyの手法を使った抵抗予測、あるいはNavCadへのデータエクスポートがあります。線図の作成あるいはNACA断面の生成のための追加ツールが提供され、他にもたくさん増える予定です。

全ては1つの学術研究プロジェクトから始まり、Grasshopper向けプラグイン、Nemoのリリースにつながりました。


原文投稿者: Cécile Lamborot

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