MAGIX-LOCK は特許を取得した革新的な留め具で、磁石の力を利用しています。引き付け合う通常の磁石と違い、逆向きで反発し合うマグネットがオブジェクトをはめ込んでロックします。留め具のオスとメスのパーツが合わさってロックされ、オスのパーツに力を加えることで外すことができます。
初期のデザインコンセプトはプロトタイプ製造プロセスの第1歩として役割を果たし、アナログのスケッチがデジタル空間に移されてRhinocerosで正確に3Dへと仕上げられました。バリエーションの違う最初のプロトタイプはFFF(=FDM/熱溶解積層法)で3D印刷され、効率の良いネオジム磁石を使って手で組み立てられました。このプロトタイプ1代目の結果に基づき、3Dモデルの材料の厚みやファブリケーションの許容差がRhinocerosでさらに最適化されました。
改良された2代目のプロトタイプは最終的な材質や外観をより正確に反映するロストワックス技術で鋳造され、現在の3代目は完全な再設計で機能が向上し、大量生産を見据えて全てCNC加工で作り上げられています。 Rhinocerosはデザインと構築のプロセスに不可欠なもので、最終的なファブリケーションプロセス(スケッチ-構築-製造)に向けた直接出力の役割を果たしています。
MAGIX-LOCKの機能的デザインのシンプルさは、ウォッチ、ジュエリー、バッグ、ヘルメット等、様々な製品で留め具の全く新しいスタイルを広げるでしょう。
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