ロンドンに拠点を置く新興企業、Ai Build がパートナーのNVIDIA、Arup(アラップ)、KUKA Robotics、Formfuturaが協力し、アムステルダムでの GPU Technology Conference の一環として"Daedalus Pavilion"を制作しました。
このパビリオン、Daedalus Pavilion は幅5m、奥行き5m、高さ4.5mで、KUKA産業用ロボットを使って3D印刷された48のピースで構成されています。全てオランダの製造業者であるFormfuturaが提供した160kgの生分解可能なフィラメントを使い、3週間以内に3D印刷されました。
Ai Build は大規模な3D印刷の精度とスピードを向上させるため、コンピュータービジョンとディープラーニング(深層学習)のアルゴリズムを実行する NVIDIA GPU を使いました。
Ai Build は Arup Engineers と共同でこのプロジェクトに取り組み、ロボティクスとAIが未来の建設をどう変えていくかを示しました。
構造パターンとファブリケーションファイルの作成にRhinoとGrasshopperが使われました。
Ai Build について
Ai Build はロンドンに拠点を置く会社で、AIとロボティクスで建設業の変換を目指しています。目標達成に向けて産業用ロボットと機械学習ソフトを使って大規模な3D印刷技術を開発し、短いリードタイムと低コストで実現できる複雑な建築形状を可能にしています。Ai Build のオンデマンド製造サービスによって建築家やエンジニアはますますユニークな建物をデザインできるようになり、 請負業者は制作スピードを向上でき、さらにコストもマテリアルの無駄も削減することができます。
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