2012年9月22日土曜日

Scan&SolveをRhinoのメッシュで


あらゆるソース、サイズ、複雑性のRhinoネイティブのメッシュで構造シミュレーションを行えるようになりました。いつものScan&Solveと同じように単純化や前処理、変換、有限要素メッシュ生成は必要ありません。このバージョンはScan&Solve™の最新版と同じ機能を備えていますが、Rhinoで作成または.stl、.wrl、.plyなど、Rhinoが認識できるメッシュ形式でエクスポートできるアプリケーションからインポートした閉じたメッシュで直接動作します。リバースエンジニアリング、3D印刷、デジタルモックアップ、スキャンしたモデル、バイオメディカル応用のどれに取り組んでいる場合でも、Rhinoで以下の操作をするだけです。
 
1.    有効な閉じたメッシュを選択します。
2.    マテリアル(StandardまたはCustom)を選択します。
3.    拘束を適用します。
4.    荷重(SurfacesまたはBody)を適用します。
5.    Goをクリックします。
6.    結果を表示、レポート生成ベイク、または3D印刷します。
 
SnSMeshは価格に関わらず他に同じようなものはありませんが、Rhinoユーザーはフルで制限のないSnSMeshのワークインプログレス(WIP)バージョンを完全に無料でダウンロードすることができます。
 
 
 

ポルカドットのデザイン


長年に渡るRhino、Grasshopper、PythonユーザーであるTHEVERYMANY, LLCのMarc Fornesは彫刻で知られていますが、活動をリテールデザインにも広げようとしています。

フランスのファッションブランド、ルイ・ヴィトンは10月19日までロンドン、セルフリッジのポップアップ・ストアで日本人アーティスト、草間彌生の限定コレクションを特集しています。このルイ・ヴィトンのハンドバッグ、既製服、旅行鞄、シューズ、アクセサリーは全て草間彌生のポルカドットが特徴です。

Marc Fornesは建築責任者としてカーボンファイバー製の自立型シェルを製作し、ストアをポルカドットで埋め尽くしました。完成までの様子はビデオでご覧頂けます。

2012年9月21日金曜日

3Dexpo 2012


3Dexpo
Creative Tools, Slottsmöllan(ハルムスタッド)、スウェーデン
2012年10月5日


Creative Toolsが建築のビジュアライゼーションやスケールモデル/ラピッドプロトタイピングに重点を置いたイベント、3Dexpoを行いました。
3D印刷やラピッドプロトタイピングの新技術が建築/製造業界のコミュニケーションやプレゼンテーションを変えている状況が紹介され、McNeelヨーロッパのRhinoトレーニングスペシャリスト、Rodrigo BarcenaとRaylabのV-Rayレンダリング第一人者、Sören Larssonも参加しました。

もうすぐでしょうか?

MakerBotが新しいデスクトップ3Dプリンター、Replicator 2を発表しました。以前より37%大きく、より精密になり、1インチ当たり100ミクロン(1ミクロンは紙の厚さ程度)です。

私達は3D印刷テクノロジーの進化を15~20年に渡って見てきました。毎年大きな進歩がありますが、デスクトップの2D印刷がグラフィックデザインに役立っているようにデスクトップの3Dプリンターがプロダクトデザインに役立つのはいつになるのか、まだ言えるほどではありませんでした。

到達するのはまだでしょうか?

私達のチェックリスト:
  • コスト
    • 購入価格$3,000以下: クリア
    • サプライ: ほぼ到達
  • 精度: ほとんどのアプリケーションに十分なレベル
  • スピード: たぶんクリアするでしょう
  • 耐久性: 判断は時期尚早
  • 使いやすさ: これはソフトウェアの問題かもしれません。ほとんどのRhinoユーザーにとって十分使いやすいのでなければ、恐らく私達の責任でしょう。
結論: かなり近づいています。

ほとんどの方(75万人以上のデザイナー)は3Dプリンターをまだ持っていないと思いますが、来年には購入されるのではないでしょうか。そのプリンターも2年以内にもっと素晴らしいものに買い換えられると思います。

VSR iView: 最初のiOS用アプリを公開


VSR iViewはiPhone、iPadの両方に向けてデザインされています。VSR iViewを使うとRhino + VSR製品スイートで作成、インポートした3Dデータを、Appleの携帯端末で持ち歩くことができます。作成したばかりの3Dモデルを誰にでも見せることのできる、世界一簡単な方法です。モデルは表示、評価したり、あるいは拡張現実のシーンのバーチャルなパートとして使うこともできます。

モデルはメールやウェブからダウンロードしたり、iTunesと同期させることもできます。3Dモデルを表示するだけでなく、Rhino + VSRであらかじめ設定した解析を表示させることもできます。

特に面白い機能はデバイスの内蔵カメラや写真を使って仮想モデルを実際の環境に表示させられることでしょう。スクリーンのコンテンツは後で保存したりメールで送信することができ、一般には拡張現実と呼ばれています。






詳細はVirtual Shape Researchのサイトでご覧頂けます。
App Storeで公開されています。

2012年9月20日木曜日

ソーラーパワーのパビリオン - バルセロナ



Barcelona Smartcityがバルセロナの電力供給システムを向上させようとしています。このプロジェクトの一環でBarcelona Smartcityのコントロールセンターとして、また他の都市にモデルを提供するために、太陽光発電のエキシビションセンター、Endesa Pavilionを設置しました。

建築の研究および教育センターであるInstituto de Arquitectura Avanzada de Cataluna(IAAC)がこのプロジェクトをデザインしました。太陽の向き等の環境的特徴に対応するため、ソーラーパネルのサイズや形状が異なります。

IAACは数学方程式を使って太陽の傾斜、向き、開口部のパラメータを設定しました。 FreshomeのウェブサイトでGrasshopperが使われている様子を含め、ビデオで詳細をご覧頂けます。

この木造パビリオンはCNCマシンで作られ、それぞれ完全に異なるモジュールでありながら建設は正確で素早く、1ヶ月もかかりませんでした。

このパビリオンは2012年11月15日まで、バルセロナのオリンピックポートにあるMuelle de la Marinaの端に展示されています。

詳細はFastCoDesignのサイトでご覧頂けます. . . . 







パリでのRhinoPythonトレーニング


RhinoPython 基礎2日間
フランス、パリ
11月26-27日

RhinoPythonスクリプトの基礎を固めたいデザイナーやエンジニア、スキルを更新したいRhinoスクリプトのユーザー向けに、(Windows用およびMac用)Rhino 5のジオメトリのコードを上手く開発するために必要な手段やコンセプトを紹介します。

- 講師: Giulio Piacentino
- 言語: 英語
- プログラム: こちらをクリック
- お申込み: Rhinoforyou

Lands Design for Rhino


Asuni CADがRhino 4やRhino 5(32ビットおよび64ビット)で動作し、庭や緑地スペースをデザインする景観プラグイン、Lands DesignのWIPバージョンをリリースしました。ランドスケープアーキテクト、都市計画家、建設や造園、環境に関わる技術者などに向いています。

詳細とダウンロード:
http://www.lands-design.com/

Lands Designは現在開発中です。どうぞコミュニティ(Lands Design Community)にフィードバックをお寄せください:
http://rhinolands.com/

2012年9月19日水曜日

Facades + Innovationカンファレンスでのワークショップ


Chicago FACADES+INNOVATION - カンファレンス、ワークショップ
2012年10月11-12日米国イリノイ州シカゴ


シカゴはCOLLABORATIONカンファレンスシリーズ最後の都市で、10月11・12日に行われます。ワークショップへは多くのお申込みをいただいていますが、まだ少し空席がございます。

ワークショップに含まれる内容:
  • Parametric Facade Tectonics - Rhino、Grasshopper、PanelingTools
  • Optimization for Free-form Facades - Rhino、EvoluteTools、Monkeyスクリプトエディタ
  • Facade Patterning - Rhino、Grasshopper、Revit

メモ: 1日ワークショップはAIA/CES認定LU8単位