2020年10月16日金曜日

Urban Dunes プロジェクト

Urban Dunes はアブダビ(アラブ首長国連邦)のような極端な気候、1年のうち数ヶ月も感じられ、外での通常の活動を減らさざるを得ないような厳しい条件の場所でのヒートアイランドの影響を軽減できる解決策を想定したプロジェクトです。

イタリアのデザイン事務所、Barberio Colella Architetti は建築家の Angelo Figliola と共に、RhinoGrasshopperを使った3D印刷の構造物をデザインしました。この構造物には優雅なヴォールトの空間、地域特有の日差しを遮る仕組み(マシュラビーヤ)、冷水を溜めた器、滝といったアブダビと首長国連邦の伝統建築由来の要素が組み込まれています。ヴォールトはバインダージェッティング技術を使って砂漠の砂を固めたソリッドから規矩術で作り出された複数のブロックで構成され、シェルの高いサーマルマスのおかげで都市空間の過熱を避けることができます。

このプロジェクトは Cool Abu Dhabi Challenge で特別賞を受賞しました。


チームの皆様、おめでとうございます!


原文投稿者: Carla Sologuren

2020年10月15日木曜日

デスクトップ vs クラウド - 計算時間についての解説

GrasshopperモデルをShapeDiverで扱っている時、その裏では何が起こっているのでしょう? 同じ作業をデスクトップで行う場合との違いは?

パラメトリックモデルでの作業時、多くのユーザーはデスクトップでRhino を扱う感覚と同じように迅速なインタラクションをShapeDiverに期待します。 これは十分理解できることではあるのですが、初期のパラメーター変更とブラウザ上の最終的なソリューション実現との間には多くのステップが追加されています。

ShapeDiverの最近の記事ではそれぞれのステップが解説され、ShapeDiverモデルの反応時間を向上させる戦略についても詳細がいくつか提供されています。

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原文投稿者: Carla Sologuren

2020年10月14日水曜日

11th Hour Racing チーム、オーシャンレースに向けて革新的なヨットをデザイン

 


Rhinoユーザーの Guillaume Verdier は新しい IMOCA 60 をデザインしています。アメリカズカップ優勝者、Ultime新記録達成者と、ヨットレースで最も多産なデザイナーの1人で、過去5回の Vendée Globe のうち4回の優勝にデザインで関わりました。

詳細...

原文投稿者: Sandy Mcneel

2020年10月13日火曜日

採光シミュレーションと最適化のオンラインワークショップ - Adrian Krezlik & Rafael Campamà Pizarro、11月9-11日




Daylight Simulation and Optimization 
オンラインワークショップ
2020年11月9–11日
10 AM–5 PM CET/中央ヨーロッパ時間
McNeel ヨーロッパ、Zoom開催

McNeel ヨーロッパがポルト大学(Center for Studies in Architecture and Urbanism)PhD候補者の Adrian Krezlik、ルンド大学(Architecture and Built Environment Department)Energy and Building Design 分野のPhD候補者の Rafael Campamà Pizarro を迎え、Grasshopper、Honeybee、Ladybugを使った採光シミュレーションと最適化について3日間のオンラインコースを行います。

このトレーニングは建築家やエンジニアに現代的な採光テクニックの主要概念を解説することを目指しています。コースは気候ベースの昼光モデリングから概日リズムまで様々なトピックをカバーし、デイライトオートノミー、グレア、昼光率、その他LEED、BREEAM、Living Building Challenge、あるいはWELLといった特にポピュラーなサステナブル(持続可能)な環境性能認証の主要コンセプトのシミュレーション方法を学びます。さらに人の健康促進やエネルギー効率向上のため、建物のデザインに概日リズムをどう利用できるかも紹介され、参加者はトレーニング中にパラメトリックモデルを精巧に作り上げて指定ケーススタディをベースに取り上げたコンセプトをテストします。

Day 1
  • Introduction to Daylight in Architecture.
  • Daylight performance demands in European norms and most popular certificates: LEED, BREEAM, DGNB, Living Building Challenge, and WELL. 
  • Daylight physics, sun position, radiation rose, local daylight conditions. 
  • Exercise 1: Sunlight hours on the façade. Introduction to daylight modeling in Grasshopper, Honeybee and Ladybug. 
  • Exercise 2: Designing to meet LEED daylight requirements. Daylight autonomy.

Day 2
  • Optimization: Introduction. 
  • Exercise 3: Single objective optimization to enhance daylight conditions. 
  • Exercise 4: Designing to meet BREEAM daylight requirements. Daylight factor. 
  • Exercise 5: Annual sunlight exposure.
  • Exercise 6: Useful daylight illuminance.
Day 3
  • Exercise 7: View-out factor. 
  • Exercise 8: Daylight Glare probability simulation. 
  • Multi-objective optimization. 
  • Introduction to circadian rhythm and alertness. 
  • Exercise 9: ALFA for Rhinoceros. Designing for WELL certification. 
  • Living building challenge and daylight.
参加条件: RhinoおよびGrasshopperを使う基礎知識が必要です

オンラインコース受講料: 397.50-ユーロ(+VAT/付加価値税); フルタイムの学生および大学教員(身分証明書が必要)の方は50%の割引きがあります。お席はコース費用お支払いの確認後に確保されます。

各コースの定員: 25名。規定の人数に満たない場合、10月25日にコースのキャンセルを決定。

コース言語: 英語


学生/教員向けのお席は限られています。弊社 McNeel ヨーロッパまで、どうぞお早めにお申込みください。


原文投稿者: Verena

2Dから3Dへ: Lands Design 入門 - 10月23日11am BST


Asuniが Lands Design モデリングツール入門を10月23日(11am BST/英国夏時間)に行いました。

ウェビナーセッションの内容:
  • プログラムのBIMの強み
  • 地形モデリングと植生ツール
  • 数多くのテイクオフリスト、区画ツール、平面図の配置を生成する2Dドキュメンテーションツール
  • 構造物ツール
  • アニメーションツール

Asuniのエキスパートの指導で3Dモデリングの描画からBIMテクノロジーを使ったドキュメント作成まで、完全な景観プロジェクトを作り上げる方法を学ぶ内容です。


原文投稿者: Carlos Pérez

Food4Rhinoウェビナーシリーズ: PlanBee - 10月15日(木) 7 PM CEST

 


PlanBee for Grasshopper を使ったボクセルベースの間取り解析。

10月15日(木)7 PM(CEST/中央ヨーロッパ夏時間)に行われたこのウェビナーではGrasshopper用プラグイン、PlanBeeを使ってフロアプランから抽出できる解析メトリクスが紹介されました。(ワークショップの前日、PlanBee 2つ目のリリースがfood4Rhinoで公開されています。)Space Syntax(スペースシンタックス)のコンセプトを活用するだけでなくカスタムの解析メトリクスを作成し、空間配置に固有のクオリティを複数見つけ出す方法を紹介する内容です。その作業中、より情報に基づいた決定をデザインで行い、特徴マップを作成し、実験的な方法でプログラム要素の配置を始められます。

講師: Marco Juliani はCRTKLに勤めるデザインのコンピューテーションのスペシャリストです。アルゴリズムの手法をデザインとドキュメンテーションに応用する建築士として5年働いた後、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)バートレット校の修士課程で様々なコンピューターサイエンス概念の理解を深め、デザインや自動化の課題への応用を向上させました。プロジェクトの日常業務にコンピューターを使ったプロセスを組み込み、カスタムのプラグインやツールを作り、ソフトウェアトレーニングを指導し、研究や開発にも取り組んでいます。UCLバートレット校ではUnity入門とC#の基礎のワークショップを単独または共同で教えました。

PlanBeeをダウンロード: https://www.food4rhino.com/app/planbee

このウェビナーはYouTubeでご覧いただけます: https://youtu.be/oU3clYhUXhU


原文投稿者: Carlos Pérez