2020年6月19日金曜日

Rhino3DMedical を使った初めての脊椎手術 - ブラジル

繰り返すL4 /L5椎間板ヘルニアに苦しんでいた33歳の男性がTLIF(経椎間孔的腰椎椎体間固定術)を受けました。



執刀医: Dr. Júlio Sampaio(神経外科医/Fundacao Bahiana de Neurologia e Neurocirurgia)

助手: Dr. George Passos(神経外科医/Hospital Geral do Estado da Bahia)

診断

この患者は以前(2017年)、神経を圧迫している椎間板の破片を取り除く顕微鏡手術を受けていました。2020年5月に症状が悪化して座骨神経痛と右側のL5皮節を発症、貼り薬のフェンタニルを含む複数の鎮痛薬の処方が必要になりました。それでも大きな改善は見られず(視覚的評価スケール/VAS 9/10)、腰椎のMRI検査を行ったところ、L4-L5レベルで大きな椎間板ヘルニアが見つかりました。

外科治療

難治性疼痛のため、医療チームは緊急外科治療、マイクロ内視鏡下椎間板切除術とTLIF(経椎間孔的腰椎椎体間固定術)を行うことにしました。手順は3D印刷された脊椎モデルを活用して計画されました。

“MRI検査を終えてすぐ、私達はRhino3DMedicalを使って脊椎(L3 – S1)のセグメンテーションを行いました。このソフトは非常に直感的に使え、3Dモデルのポストプロセスを素早く、正確な方法で行うことができます。”(Dr. Sampaio)

物理的モデルはデスクトップ3Dプリンターの Ultimaker 2+ でPLAフィラメントを使って印刷され、この手段には患者や保険会社に関わるコストが一切ありませんでした。

“画像の取得から3D印刷された解剖学的モデルを手に入れるまで、ワークフローの全てを12時間で終えることができました。”

手術の当日、この3Dモデルは滅菌されて手術室へ運ばれ、スクリューは外科チームと患者の放射線被曝時間を減らしながらハンズフリー技術で挿入されました。

完全回復

この患者さんは完全に回復し、症状から解放されました。術後のCTで椎弓根スクリューと椎体間ケージは全て正しい位置に設置されていることが確認できました。

3D印刷の役割

“モデルのおかげで以前の手術からは変わってしまった解剖学的な状態をより理解することができ、手術の安全性について大きな自信を得ることができました。全脊椎関節突起切除術(Total Facetectomy)や椎弓根スクリューの挿入を含め、手順の全ての重要な場面で非常に役立ちました。”

チュートリアル

Rhino3DMedicalを使ったCTスキャンのセグメンテーションと3D印刷できる脊椎モデルの作成方法はこちらでご覧いただけます。


原文投稿者: Carlos Pérez

2020年6月18日木曜日

Ice Saver - GrasshopperとUnity3Dで開発されたビデオゲーム



Ice Saver は障害物を回避するシンプルなゲームで、第1プレイヤーのアイスキューブは炎に溶かされないよう避けながら、風の強い軌道を安全に下り進まなければなりません。Grasshopper for Rhino と Unity 3D を使って開発されたゲームで、iOS AppStore で iPhone、iPadとも iOS 13.5 以上で動作します。
 


Grasshopper はゲームが進むにつれて変わる要素である違うレベルのジオメトリのプロトタイピングに使われました。Grasshopperのメッシュ生成ツールを使うことでレベルのメッシュにグラデーションのカラー値を割り当て、簡単にUnityのメッシュへ変換することができました。Unityが提供するそのまま使えるネイティブナビゲーションツールは、ゲーム中に関わる様々なエージェント(炎)の挙動をプログラムする簡単な方法を可能にしました。
原文投稿者: Carlos Pérez

2020年6月17日水曜日

Sunflower 8.2 for Rhino / Grasshopper リリースのお知らせ


Sunflower 8.2 が公開され、ダウンロードしていただけるようになりました。ユーザーの方から報告された重要な問題のほとんどを解決し、いくつかの新機能が追加されたマイナーリリースで、変更点は以下の通りです:
  1. 中国で使われている他の日照関連ソフトとの互換性オプションを追加(Rhinoプラットフォーム & Grasshopperプラットフォーム)
  2. ソーラー解析の結果をAutoCADへエクスポートする機能を追加(Rhinoプラットフォーム)
  3. ワンクリックでインジケーターの統計結果をExcelへエクスポートできる機能を追加(Rhino プラットフォーム)
  4. 経度と緯度の入力モードを向上(Rhinoプラットフォーム)
  5. "Sunflower"ソーラー解析バッテリーが他のユーザー定義の設定を保存(Grasshopperプラットフォーム)




原文投稿者: Jessesn

職人技、デジタルファブリケーションと出会う: 植物ベースの編み込み建築プログラム、 8月19-29日、ポルトガル



Passa Ao Futuro and Clara Lab
2020年8月19-29日
ポルトガル、アレンテージョ

若手デザイナーの教育に実践体験は極めて重要です。Passa Ao Futuro と Clara Lab がデジタルツール(Rhinoceros)とコンピューターシミュレーション(Grasshopper)の利用で伝統的な建築や職人技を強化することを目指す、サマースクールプログラムを行います。
ワークショップの主な目標:

  • 再生/生物気候デザインの原則を学ぶ
  • 気象データの入手方法と環境シミュレーションでの使い方を学ぶ
  • 環境問題研究、モデリング、デジタルファブリケーションにGrasshopperを使うことを学ぶ
  • 建築デザインを学ぶ方法としてプロトタイピングの原則を理解
  • 伝統的な技巧を使った建築のために適合された植物ベースのデザイン
  • 小枝と茎で編み込む方法を学ぶ

最終的な結果は手編みしたスキン(地元の素材)で覆った木造フレーム構造2つが見込まれます。
ワークショップの参加費用は550ユーロで滞在費、食費、受講料が含まれています。

原文投稿者: Verena