2019年7月19日金曜日

Ameba(アメーバ)- 軽量構造アルゴリズム 公開



名前をもらった単細胞生物アメーバのように、このソフト Ameba は異なる環境で形を変えます。

デザイン毎の条件に合わせ、最初のデザインの領域に異なる荷重と境界を適用します。コンピューテーションプロセスの間、デザインの領域は様々な形へと進化し、そのうち構造的に効率の良いオーガニックな形状に達します。

Amebaは2Dおよび3Dのジオメトリモデルのトポロジー最適化を提供するBESO(Bidirectional Evolutionary Structural Optimization/双方向進化型構造最適化)法をベースにしています。

Amebaの詳細はYouTube動画でご覧いただけます。

原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年7月17日水曜日

Grasshopperチュートリアル: パターンを編む


10分間のGrasshopperチュートリアルで、Parametric House がNURBSサーフェスに織り込みパターンをモデリングするMesh+とWeaverbirdの使い方を紹介します。

最初にSweep1を使ってRhinoでサーフェスをモデリングし、次にMesh+を使ってパターンをモデリングします。最終的には結果を滑らかにして織り込みパターンを作成するWeaverbirdの使い方を紹介するチュートリアルです。


原文投稿者: Sandy Mcneel

2019年7月16日火曜日

北京での Rob|Arch 2020: ワークショップ募集

2020年9月
中国、北京

建築、アート、デザインにおけるロボティックファブリケーションのカンファレンス、Rob|Arch 2020 は中国の北京で2020年9月に開催予定となっており、ワークショップの提供者を募集しています。

Tsinghua University(精華大学)が共催し、北京デザインウィークと連携して行われます。

Rob|Archは様々な経歴を持つ、経験豊富なロボットユーザーも関心のある初心者も引き付けられる、ハイエンドでハンズオンのワークショップを探しており、参加者がデザインから製造まで、ファブリケーションワークフロー全体をたどれる内容が必要です。ロボットアームからドローン、自律走行車、全く新しい機械まで、ロボットはあらゆる種類が対象です。

3日間のワークショップは地元主催者の委員会と Association for Robots in Architecture によって選ばれます。

提出期限: 2019年9月15日

詳細...
原文投稿者: Sandy Mcneel

MAGIX-LOCK、魔法のような留め具


MAGIX-LOCK は特許を取得した革新的な留め具で、磁石の力を利用しています。引き付け合う通常の磁石と違い、逆向きで反発し合うマグネットがオブジェクトをはめ込んでロックします。留め具のオスとメスのパーツが合わさってロックされ、オスのパーツに力を加えることで外すことができます。

初期のデザインコンセプトはプロトタイプ製造プロセスの第1歩として役割を果たし、アナログのスケッチがデジタル空間に移されてRhinocerosで正確に3Dへと仕上げられました。バリエーションの違う最初のプロトタイプはFFF(=FDM/熱溶解積層法)で3D印刷され、効率の良いネオジム磁石を使って手で組み立てられました。このプロトタイプ1代目の結果に基づき、3Dモデルの材料の厚みやファブリケーションの許容差がRhinocerosでさらに最適化されました。


改良された2代目のプロトタイプは最終的な材質や外観をより正確に反映するロストワックス技術で鋳造され、現在の3代目は完全な再設計で機能が向上し、大量生産を見据えて全てCNC加工で作り上げられています。 Rhinocerosはデザインと構築のプロセスに不可欠なもので、最終的なファブリケーションプロセス(スケッチ-構築-製造)に向けた直接出力の役割を果たしています。

MAGIX-LOCKの機能的デザインのシンプルさは、ウォッチ、ジュエリー、バッグ、ヘルメット等、様々な製品で留め具の全く新しいスタイルを広げるでしょう。


原文投稿者: Carlos Pérez