2019年5月3日金曜日

Rhinoは海事史の保存にどう役立っているか



Diagram of Viking shipwreck. (Massimiliano Ditta)
沈没したヴァイキング船の見取り図 - Massimiliano Ditta

Rhinoが海洋考古学のお役に立っています!

ドイツ、メクレンブルク=フォアポンメルン州で、港の修理業者が入り江の海底に複数の沈没船を発見しました。シルト(沈泥)で覆われた極端な嫌気性環境だったため実質的な無菌状態で腐食もキクイムシの痕跡もなく、沈没船の木材はほぼ完璧な状態で保存されてましたから、これは素晴らしい発見でした。

1隻は平底船、別の1隻は横帆があり、バルト海沿岸で重い荷物を運ぶ頑丈な貨物船、3隻目は尖ったヴァイキングスタイルの船でした。
沈没していたヴァイキング船を3Dスキャン

専門家チームはすぐに沈没船の詳細を記録し、保存する必要がありました。元はシルトに覆われていた木材は無防備になり、損傷を受けやすくなりました。海底から引き上げた後はクリーニング、スキャン、処理、説明、注釈を付け、228の木材を写真に収める必要がありましたそれも1年以内に。

毎日7つの木材がスキャン用に準備され、そのうち2つは軽く押さえるように水気を拭き取って1つずつスキャンしましたが、乾いた空気にさらすと歪みや断裂につながることから、残る5つには待っている間ぬらした布がかけられました。

1つ1つの木材はプロ向けの3Dスキャナー、Artec Eva で4面とも全てスキャンされました。スキャンデータは処理され、Artec Studio でフルカラーのテクスチャのあるメッシュに変換されました。

その後は注釈のため、OBJファイルとして Rhino 5 にエクスポートされています。

海洋考古学者で3D記録の専門家でもあるUbi3DThomas Van Damme がこのプロセスについて説明した内容: “Rhinoの PolylineOnMesh 機能で木材の特徴を全て注釈にし、見つけた正確な位置で独立したレイヤに保存しました。これらのメモには1つ1つ、全てのカットや削り跡、釘穴、わずかな擦り傷、木目その物、使われていた釘の種類、それが鉄釘だったか木釘だったか、建設に使われた道具、修理の痕跡があったかどうか、使われた木の種類など詳細が含まれます。”

“以前は電子化の契約業者を使って木材のエッジを全てトレースする必要があり、非常に時間がかかりました。私達のアプローチの良い点は、注釈を付けたスキャンを自動的に図面へ変換してくれるツールをRhinoが備えていることです。このため木材の輪郭をトレースする必要はなく、基本的には2Dの線図が注釈を付けたスキャンから自動的に生成されるのです。”

生み出された結果は研究にも教育にも役立つ情報です。
原文投稿者: Sandy Mcneel

Horizon 2020 プロジェクト、'MindSpaces' - アーティスト募集


弊社McNeel ヨーロッパHorizon 2020 に支援され、欧州委員会STARTS/Lighthouseプロジェクトを財源とする3年間の研究プログラム、MindSpacesに、コンソーシアムパートナーとして協力しています。

研究プログラムとアーティストのコラボレーションを促すため、STARTSは技術機関にいるアーティストとアートスタジオにいる科学者または技術者の住居に支援を行います。MindSpacesは一定の住居を6ヶ月から18ヶ月提供し、選ばれた応募者はMindSpaces研究チームに加わります。

この住居はあらゆるタイプや経験を持つアーティストを対象としていますが、過去にサイエンス、新興技術、インタラクティブインスタレーション、AR/VRインスタレーション、建築デザイン、あるいは公共空間のアートに関わった実務経験者が優先されます。選ばれた応募者には旅費と材料費を含む最低6ヶ月から最高18ヶ月分の支援として、30-60,000ユーロを一括で受け取ることができます。

このプロジェクトではアートや挙動データで駆動するパラメトリックでバーチャルな3Dの屋内外環境を開発し、相互に関わるプラットフォームとして、RhinoとGrasshopperが使われます。テストで複数の個人からニューロフィードバックを収集し、VRで気付く空間の使いやすさや快適性、機能性に関する情報が提供されます。

詳細はMindSpacesのウェブサイトをご覧ください。


登録および応募はこちらへ...
原文投稿者: Verena

Total Chaos(ブルガリア、ソフィア)でのGrasshopperマスタークラス - 2019年5月16日


この5月、大勢の3Dアーティスト、デザイナー、開発者がブルガリアの首都に集まりました。国際レベルのアーティストによる想像をかき立てるような講演、実践的なマスタークラス、認定証取得の機会も用意されたことで Total Chaos 2019 は、また真に忘れられない体験になったことでしょう。

Total Chaos は2019年5月16-18日に Sofia Tech Park(ブルガリア、ソフィア)で行われ、マスタークラスとV-Ray認定試験は5月16日、プレゼンテーションとセッションが5月17-18日に続きました。

5月16日GrasshopperのマスタークラスReimagine The Future of Design が行われています。

内容: パラメトリックデザインとフォトリアリスティックレンダリングの美しさを結びつけると、可能性は無限です。このクラスは建築、プロダクトデザイン、自動車の他、パラメトリックデザインのあらゆる面でRhinoとGrasshopperスキルを進歩させる内容です。

プレゼンテーションの内容:
  • Introduction to Parametric Workflows(パラメトリックワークフロー入門) – Jordi Arcas、McNeel ヨーロッパ
  • The Renaissance of Parametric Jewelry Design(パラメトリックジュエリーデザインのルネサンス) – Jan Kokol、IMAGO Design CEO/創始者
  • Architectural Daylight Data Rendering with V-Ray and Grasshopper(V-RayとGrasshopperを使った昼光データの建築レンダリング) – Carlos Bausa Martinez 
  • Advanced Parametric Modeling(高度なパラメトリックモデリング) – Margarita Valova, Associate, Zaha Hadid Architects

原文投稿者: Carlos Pérez

2019年5月2日木曜日

Non Architecture - Re-Draw コンペ - Casa da Música


デザイナーはアイデアを他者に伝えるため、いつもスケッチや図面を使います。コミュニケーションの手段で抽象概念の表現に使われ、現実に近付けてくれると考えられていたもので、思考に形を与え、コンセプトを視覚的に物語る昔からの取り組みでした。

コンテンツや画像が日常を支配するデジタル時代において、建築になるとビジュアルコンテンツとの関係は劇的に変わります。有名な建物はよく写真を撮られ、Instagramにアップされ、建築がどう見えるかといった受動的なポートレートとして共有されます。デザイナーによってはより写真映えする建物を目指してデザインするまでになり、建築はメディア重視のイメージに、たいていは話題の美的感覚やスタイルに従って様々なユーザーが同じアングルからオンラインで表現するという結果になっています。創作の機会だったものが、今では全く繰り返しの受動的行為になりがちです。

一連のコンペではこのパラダイムをベースに、創造的、批判的、革新的であることで新しいイメージ、新しい表現方法を先回りして調査し、積極的行為としての表現で一般の人々を与えられた建物、建築的象徴の再発見に引き込みむことを奨励したいと考えています。
  
Casa da Música(ポルト音楽堂、OMA設計) は、RE-DRAWコンペシリーズに選ばれた最初の建物です。

コンペ“Re-Draw”は、象徴的な建築物を‘表す’ビジュアルを開発することを目指しています。

参加者にはスケール、テクニック、抽象のレベルは全く自由に、1枚のイメージを描くよう求められます。

創造性、批評性、イノベーションを奨励します。



原文投稿者: Carlos Pérez

RESHAPE19| Cognified Matter コンペ


Reshapeのコンペは今回が5回目となります。Rhinoユーザーの皆様も、どうぞご参加ください: 

Reshape19| Cognified Matterウェアラブルテクノロジーとスマートプロダクトの将来的な応用に焦点を当て、新たなトレンドを予測し、今までにないソリューションを精巧に作り上げ、よりサステナブル(持続可能)なモデルになるよう既存マーケットを再調整する、クリエイティブな考え方を募集しています。

5回目となるReshapeはウェアラブルテクノロジーとスマートプロダクトのカテゴリーから3つの最終候補を選び、さらに2つの選外佳作が各カテゴリーでノミネートされます。最優秀賞に選ばれたデザイナーは IED Barcelona の大学院2年間(Design for Wearables、6,500ユーロ相当)の奨学金が授与され、賞金は最高1,000ユーロです。

優勝および選外佳作に選ばれた才能ある方は、INDUSTRY From Need to Solution Event の無料パスで Reshape Forum に参加する機会が与えられます。Reshape Forum では関連業界のリーダーに会い、INDUSTRYとReshapeのオーディエンスに企画を紹介することができる他、最終候補に残ったプロジェクトは Reshape Exhibition で展示されます。

*カテゴリー、ウェアラブルテクノロジーの最優秀受賞者は100%、スマートプロダクトの最優秀受賞者は50%の奨学金プログラム。登録費用は含まれません。



原文投稿者: Carlos Pérez

2019年5月1日水曜日

Python + Rhino、Grasshopperを使った建物の建設 ワークショップ



コロンビアにある Universidad de los Andes がワークショップ、Construction of Buildings with Python + Rhino and Grasshopper を開催しました。

建築家、エンジニア、その他の専門家を対象にプログラミングツール、Python + Rhino&Grasshopperを使ったデザインや建物の建設を紹介するワークショップです。主な目標は構造的な技術情報を生成、変更し、やり取りするためのプログラミングの専門的知識やスキルを発展させることで、ソフトウェアツールがどう構築、動作し、批判的思考で結びつけられるのか、理論的-実践的知識を伸ばします。

日程: 
2019年5月7日-6月1日

スケジュール: 
火、水、木曜、6 PM - 9 PM
および土曜、8am - 12pm

時間: 月-水曜、6 PM - 10 PM



場所:
Universidad de los Andes, Colombia(コロンビア)

費用: 
2,700,000コロンビアペソ(4月22日まで)
2,970,000
コロンビアペソ(5月3日まで)


詳細はこちらのリンクをご覧ください。.



RhinoFabStudioとは? RhinoFabStudio(ファブリケーションスタジオ)はRhinoおよびRhinoと互換性のあるソフトウェア、コンピューター制御のツール、トレーニングを一通り揃えた、McNeelの認証する小規模なデジタルワークショップです。これらのツールはほとんどあらゆる物をデザイン、解析、ファブリケーションするのに必要な、さまざまな最先端の工業的方法や材料をカバーしています。
原文投稿者: Andrés González

2019年4月30日火曜日

植物園にある新しいクリエイティブな構造物





建築スタジオ、INTERIOR137 ARCHITECTS がメデジン(コロンビア)にあるホアキン・アントニオ・ウリベ植物園のためにデザインした、美しい蝶と幼虫をご覧ください。

2つの大きな構造体は、植物園の新しいバタフライガーデンを訪れるビジターを歓迎してくれるでしょう。

その形状は自立した金属構造で作られ、いずれは蝶や幼虫の形で植生に覆われる、植物を育てる大きな容器としての役割を果たすよう意図されています。

建築家の Ana María Bustamante と David Vanegas はデザインプロセスから彫刻の3Dビジュアライゼーション、また施工プランの開発にRhinoを使いました。


詳細は David Vanegas と Ana Bustamante まで、メールでお問い合わせください: proyectos@interior137arquitectos.com


RhinoFabStudioとは? RhinoFabStudio(ファブリケーションスタジオ)はRhinoおよびRhinoと互換性のあるソフトウェア、コンピューター制御のツール、トレーニングを一通り揃えた、McNeelの認証する小規模なデジタルワークショップです。これらのツールはほとんどあらゆる物をデザイン、解析、ファブリケーションするのに必要な、さまざまな最先端の工業的方法や材料をカバーしています。

原文投稿者: Andrés González