2018年11月10日土曜日

METSでのOrca3D、アムステルダム


Rhino用マリンプラグイン、Orca3Dのバージョン1.5が、11月13-15日にアムステルダムで行われたMETSのNDARのブース(07.552)で披露されました。

Marine CFD インターフェイス、ISO 12217-2 STIX 復元力指標計算機能(Stability Index Calculator)、復元性基準評価機能(Stability Criteria Evaluation)、その他多くの新機能が紹介され、スタッフに質問して新しいライセンスシステム、Version 2.0 Work in Progress(Rhino 6 正規ユーザー向け)についてや今後のリリースについて情報を得ることもできるイベントになりました。



原文投稿者: Carla Sologuren

景観デザインのパターンについての新書

Dynamic Patterns: Visualizing Landscapes in a Digital Age - 著: Karen M'Closkey & Keith Vandersys

Dynamic Patterns は、デザインされたランドスケープのパターンの役割を探索します。

Grasshopper等のパラメトリックソフトは、GrasshopperとGISソフトをつなぐカスタムスクリプトを通した実験を促しています。
Dynamic Patterns はこの新しい、景観に配慮したランドスケープへのアプローチについての本で、M’Closkey と VanDerSys はパターン作成の理論的な予測を探り、ランドスケープの実用的機能と美的機能を組み合わせるパターンの可能性を徹底的に調べています。
Dynamic Patterns は幅広いアーティストやデザイナーの作品を紹介し、パターンを見たり景観をデザインする新しい方法を説明しています。
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原文投稿者: Sandy Mcneel

2018年11月9日金曜日

Programming Architecture - Rhino開発者コース


Programming Architecture が一連のRhino開発者オンラインコース C# & C++を公開しました。

インストラクターの Milos Dimcic が両プログラミング言語で Rhinoceros 6 用プラグインの書き方を紹介します。建築家、デザイナー、エンジニアの他、パワフルな自動化ツールを使って Rhinoceros 6 で複雑なジオメトリを生成したいとお考えの全ての方に向いています。

コーディング初心者のためには基本を学ぶ C#/C++ Basics コースも用意されていますので、そこから始めると良いでしょう。




原文投稿者: Bernat Lorente

無料ウェビナー: Rhinocerosで数学を視覚化



プレゼンター: Henry Segerman、PhD、オクラホマ州立大学
日時: 2018年11月19日(月)、8:00 AM-10:00 AM PST(太平洋時間)

数学者の Henry Segerman が美しく人を引き付ける、3D印刷で数学的に生成されたアートを紹介しました。Henryはトポロジー、シンメトリー、形、空間で高等幾何学を生成し、ハイパボリックハニカムやトーラス結び目をひねったり、あるいはクラインの式(Klein quadratic)の曲線でモデルを作成することで数学的な意味を理解できる内容です。

3Dモデルでの2次元、3次元、さらに4次元の数学に関心のある方を対象にしたウェビナーで、見て分かる数学的アイデア、ジオメトリの生成、3D印刷された数理モデルとの出会いを広げます。

Henry Segerman は2001年にオックスフォード大学で数学の修士号、2007年にスタンフォード大学で数学の博士号を授与されています。テキサス大学オースティン校とメルボルン大学でのポストドクターの後、彼はオクラホマ州立大学の教員に加わりました。

詳細...



原文投稿者: Dale Fugier

2018年11月8日木曜日

Simply Rhino の新しいビデオ: Rhinoから3D印刷へ



Simply Rhino が新しいビデオを公開してくださいました。今回は Formlabs Form 2 プリンターでの3D印刷向けRhinoモデルの準備に焦点を合わせています。

Rhinoエキスパートの Phil Cook が3D印刷をきれいに仕上げるための正確なジオメトリを備えた3Dモデルの作成から始めます。STLメッシュファイルの作成方法の後、Formlabの3Dプリンター向け印刷準備ソフト、PreFormへの移し方を紹介し、最後にレジンで3D印刷された、非常に細かい部分まで捉えたモデルが完成します。



原文投稿者: Delia Robalo

UNStudioのブロック戦略入門



UNStudioがプロジェクトで使った様々なデジタルジオメトリのブロック戦略を紹介する2部構成の記事を公開しました。過去のUNStudioプロジェクトで使われ、現在のUNStudioプロジェクトでもまだ幅広く使われているブロック戦略の利用法が詳しく紹介されています。

3Dモデリングでのジオメトリブロックは新しい話題ではありませんが、使えるパラメトリックプラグインが増す中で幅広い要素をコントロールする効率的な手段を提供し続けています。効果的なブロック戦略は建設向けに同じコンポーネントをたくさん作り出せることでコストを削減することができます。

この報告書はデジタルデザインにおけるブロックのいくつかの基本品質と、どう合理的に適用できるかを繰り返し述べ、その後UNStudioのプロジェクトで手がけたファサードデザインに適用された具体的なブロック戦略を分析しています。

原文投稿者: Sandy Mcneel

2018年11月7日水曜日

eCAADe2018 - "Computing for a Better Tomorrow" 議事録公開


2018年9月、eCAADeカンファレンスがポーランドのウッチで行われました。

"CAD、CAM、CAE、BIM、FM、GIS、VR、AR等、建築環境におけるデジタルテクノロジーの分野で最適なソリューションを目指す設計努力や習得、研究活動の目的を考える時、実際の理由はより良く、より健康、より魅力的、より幸福、よりサステナブルで、よりスマートな生活にすることであることに気付くでしょう。行われた調査の有用性は、(人と環境、自然とデザイン、アートとテクノロジー等)人間と環境を中心に置いた、目に見える共通のアプローチによってテスト、証明されていることでしょう。

自然災害や気候変動、犯罪やテロ、障害や高齢化社会 - 建築家、デザイナー、建築環境の分野で活動する科学者達は現代社会の全てのリスク、危険、問題を除去することはできません。その一方で人々のニーズに対応し、この多面的な課題に取り組む社会的/道徳的責任を負っています。それには協力と、さらに学際的で利用者重視のアプローチが含まれています。

浮かび上がった問題の複雑さは我々のやる気をそぐものであってはならず、むしろより良く、サステナブル(持続可能)な未来という人々の夢に応えようとする活動を活性化するものであるべきです。

これは研究、教育、実務に適用されるツールや手法の見直しを呼びかけるものです。私達はどこにいて、21世紀の20年が終わる時のロードマップやマイルストーンは何なのでしょう?

蓄積された豊富な知識を本当に最大限活用しているか、あるいは違う未知の分野の探索に移っているでしょうか?
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原文投稿者: Carlos Pérez

Lumion LiveSync for Rhino 公開のお知らせ


Rhino-Lumion間でリアルタイムなビジュアライゼーションを即座にセットアップします。Rhinoモデルの形を変えるとその変更がリアルタイムに反映され、Lumionの驚くほど実物そっくりの環境で見ることができます。

2018年11月6日火曜日

色の変わるlenartstudiosの壁用タイル



またRhinoとGrasshopperの楽しいプロジェクトをご紹介します。

lenartstudiosは E Ink とこのプロジェクトを手がけました。新技術の E Ink Prism はプログラム可能な E Ink を建築材料に組み込めるようになりました。

このPrismタイルは色の変わる E Ink フィルムをディスプレイに使います。(およそ0.3mmの2層が基本の)非常に薄いフィルムは、アクリルレンズの裏側に光学的に結合されています。それぞれのタイルセグメントは白から全面が色に染まるまでプログラムすることができます。インタラクションをベースに色を変えたり、巨大で変更可能なシーンを表示するようプログラムすることができ、消費電力は画面を並べるより少なくて済みます。

Prismは建築家やデザイナーを対象にしており、塗装やハイエンドのディスプレイの代替となることを目的にしています。

IDSA賞向けに30秒にまとめられたショートビデオで、実際に動作しているタイルをご覧いただけます….

原文投稿者: Sandy Mcneel

ROB|ARCH 2018 の動画


ROB|ARCH カンファレンスシリーズは共催する大学、産業パートナー、Association for Robots in Architecture 間の協調した取り組みです。ロボティクスを使ったクリエイティブな表現や革新の可能性が生かされるようになっていることから、クリエイティブ産業でのデジタルファブリケーション採用は引き続き加速しています。ROB|ARCH カンファレンスシリーズは実務者が専門知識を共有し、国際的な研究者チームを結集し、ネットワークを育て、知識を広げ、イノベーションを活性化できるようにすることを目指しています。ROB|ARCHカンファレンスはその実現のため、カンファレンス前の3日間にアカデミックプレゼンテーションとハンズオンワークショップを組み合わせて行いました。

ROB|ARCH 2018 カンファレンスは9月にチューリッヒ工科大学で行われ、組織、参加者とも素晴らしいビデオを公開してくださっています。

原文投稿者: Carlos Pérez

ThinkParametric: 曲がりくねった壁の脱構築



ThinkParametric のチームは新しいオンラインコース、Deconstructing the Serpentine Wall を提供予定です。詳細についてはリンク先をご覧ください。

コースについて:
このコースではインストラクターの Brandon Gibbs が曲がりくねった壁、Serpentine Wall の脱構築(デコンストラクション)を紹介します。Brandonは McCown Design で仕事をしている間にこのプロジェクトに取り組みました。Patrik Schumacher(ZHA/ザハ・ハディド・アーキテクツ)、Theo Spyropoulos(Minimaforms)と共に Architectural Association(AA)での基礎があり、建築におけるパラメトリックデザイン手法の探索を続けました。




このコースはデザインから標準化、ファブリケーションまで、完全なワークフローに焦点を合わせます。RhinocerosGrasshopperを使ったパラメトリック手法の非常に良い使い方入門で、これらの手法をデザインだけでなく、特に重要なことに建設やドキュメンテーション、ファブリケーションのプロセスに適用する方法が紹介されます。詳細...

原文投稿者: Jody Mills

2018年11月4日日曜日

Seanaptic v2.1 - パラメトリック船体構造のプラグイン


船舶の予備設計はパラメトリック船舶/マリン構造のRhino用プラグイン、Seanaptic v2.1 で大きく変わります。Rhino 6 互換となったSeanapticは、高度なモデリング自動化アルゴリズムを備えています。

重量や重心の計算、空間の評価、FEA前処理、最適化、他の製造エンジニアリングシステムへのエクスポートにかかる時間を大幅に節約してくれます。

90日間無料の評価版を、どうぞお試しください。学生および大学は無料です。小規模なデザインスタジオやフリーランスの方には大幅な割り引きがあります。


原文投稿者: Carlos Pérez

RhinoMembrane for Rhino 6


RhinoMembraneは現在利用できる張力構造の形状探索では最強ツールの1つでありながら、分かりやすさ、使いやすさも特に優れたツールの1つです。研究、プロのソフトウェア開発、張力構造設計の分野の専門知識が統合されたチームによって、ほとんど制限のないハイテクコンポーネントが生み出されました。
原文投稿者: Carlos Pérez

Pufferfish バージョン2.3


Pufferfish(フグ)は姿を変えられる数少ない生き物の1種です。
このプラグインは形を変えるために必要なトゥイーン、ブレンド、モーフィング、平均化、変形、補間に焦点を合わせた213のコンポーネントのセットです。Pufferfishは、通常は入力された数で割るGrasshopperとは対照的に、トゥイーンやグリッドのような操作でよりカスタムコントロールができるよう、入力にパラメーターや係数を使います。
原文投稿者: Carlos Pérez