2015年8月1日土曜日

utsusiwa(うつしわ) - Rhinoを活用してデザインされた陶器コレク ション

うつしわは、普段身の周りにある何気ないもののカタチをそっくりそのまま表面に写し取った陶器のコレクションです。京都の伝統ある窯元秀峰窯によって、自然の粘土から一つ一つ手作りで生産されるうつしわは、それぞれが少しずつ異なる表情を持ち、食卓に笑顔と温もりを与えてくれます。

うつしわは、Rhinoを長年お使いいただいているプロダクトデザイナーの福定良佑様がRhinoを活用してデザインされました。

このうつしわが、ライトボックススタジオ青山にて開催される、日本の若手デザイナーのプロデュースを手がけるExperimental Creationsと東アジアのクリエイターを発掘するbluespotがセレクトする30組のデザイナー・ブランドのアイテムが揃う、買える展示会 「光箱市」に出展されます。会場には福定様もいらっしゃる予定です。どうぞ、お立ち寄りになってください。


光箱市


8/1(土)13:00-20:00
8/2(日)11:00-20:00
会場:LIGTH BOX STUDIO AOYAMA(東京都港区南青山5-16-7
入場:無料
対象:バイヤー、一般の方
主催:Experimental Creations 上野 侑美 / bluespot Inc.
特別協賛:株式会社センプレデザイン
facebookpageHikariHakoIchi
                                              

2015年7月31日金曜日

新刊: Advanced Numerical Simulation Methods


Advanced Numerical Simulation Methods: From CAD Data Directly to Simulation Results
著者: Gernot Beer

数値シミュレーションのパラダイムを変えることについての本です。今までのシミュレーションにはメッシュ生成が必要とされ、多大な努力とエラーの元が存在しました。多くのケースで、問題のジオメトリの正確な説明はCAD (Computer Aided Design)データとして得ることができます。

この本はCADを利用することで完全にメッシュ生成を避けられる方法を紹介しています。
NURBSやCADで使われる標準的なデータ交換形式の分かりやすい紹介から始まってシェルの有限要素解析への応用が続き、ソリッドのモデリングにはメッシュ生成を避ける唯一の方法として境界要素(BEM)が使われます。3Dのフル機能を備えたOctave/MATLABで書かれたコンピュータープログラムが紹介されて解析の様々なステップの紹介に使われます。アプリケーションは固体力学で線形/非線形解析ともに取り上げ、多くの実例も提供されています。


原文投稿者: Carlos Pérez

2015年7月29日水曜日

DIVA Day 2015 London - お申込み受付開始

DIVA Day 2015_London、英国ロンドン
Architectural Association(AA)共催
カンファレンス 10月23日
トレーニングコース 10月22 + 24日


DIVA Day はDIVAと関連する建物のシミュレーションツールを使ったデザインやビルディングパフォーマンスの教員や学生、実務者のためのプレゼンテーションとパネ ルディスカッションの全日イベントです。今年は国際化に加え、ロンドンのAAと組んでビルディングパフォーマンスとデザインの分野で新しい研究を取り入れます。


原文投稿者: Carlos Pérez

IaaC Barcelona での求人情報


Institute for Advanced Architecture of Catalonia がデジタルファブリケーションとコンピューテーショナルデザインのエキスパートを探しています。詳細は英文をご覧ください。

The Institute for Advanced Architecture of Catalonia is looking to extend its team with an Expert in Digital Fabrication & Computational Design.


原文投稿者: Carlos Pérez

2015年7月28日火曜日

Rhino for Mac オンラインコース、8月3日開始



2015年8月3-13日

レベル1 Rhino 5 for Mac オンラインコースが8月3日に始まりました。
  • オリエンテーション:
      8月3日(月、9:00AM - 11:00AM 太平洋夏時間)
  • トレーニング:
      Tuesday-Thursday, 8月4-6日および
      Monday-Tuesday, 10-11日(9:00AM - 1:00PM 太平洋夏時間)
オンラインコースの詳細:
  • 最新のRhino 5 for Macがインストールされている必要があり、Windows版のRhino 5 for Windowsは対象外です。
  • 安定した高速インターネット接続が必要です。
  • Rhino 5 Level 1 Training Guide、Models、および Rhino 5 for Mac User Guideが必要です。参考資料としてPDFを印刷していただいても構いません。ダウンロードはこちら.
  • 全ての"ライブ"セッションは録画され、プライベートのVimeo教室アルバムに投稿されます。ビデオはクラス終了後、復習用に最長3ヶ月まで視聴/ストリーミングしていただくことができます。

Parametric Design in Architecture Master - BarcelonaTech UPC School


ETSAVで成功を収めたパラメトリック建築の集中コースで教育の形や内容を試行錯誤した4年間を経て、Ramon Sastre、CODAMetropolitan School of Architectureは新しい修士課程、Parametric Design in Architecture で将来の専門家を育てます。

Master Parametric Design in Architecture (BarcelonaTech UPC Schoolはコンピューテーショナルデザインを環境的な制約により配慮し、挑戦的なものを目指して批判的に見直せるユニークな機会です。

UPC School のウェブサイトで詳細や入学条件をご覧いただけます。

原文投稿者: Carlos Pérez

2015年7月27日月曜日

アムステルダムでの IASS 2015: ワークショップ


International Association for Shell and Spatial Structures(IASS)と Royal Netherlands Society for Engineers(KIVI)が年に1度のIASSシンポジウムを共催し、2015年8月17-20日にオランダのアムステルダムで行われました。

ワークショップ

2015年8月15-16日、IASS2015 International Symposium 開催の前に多くのワークショップが行われました。様々なタイプのシェルや空間構造を創作する実践経験やスキルの取得を目指し、 Rhino、Grasshopper、Kangaroo に関連するワークショップがIoanna SymeonidouWhite Lioness Technologiesその他多くの友人によって提供されました:


カーボンファイバーを編むロボット


カーボンファイバーで編むKUKA - Basia DżVimeo

ポーランドのデザインスクール(School of Form)に通うBasia Dżamanは卒業プロジェクトの一環として、カーボンファイバーを編めるようKUKAのロボットアームを改良しました。まず3Dプリンターの手を借りてパーツを作り始め、そのパーツが産業用ロボットに設置されるとプログラムされたモデルに従ってカーボンファイバーを編むことができます。編む前に樹脂でコーティングすることで、従来のカーボンファイバーと同じようなソリッドに仕上がります。

Basia Dżaman は 3Dパーツのデザインに、指定するステッチに従って修正できるRhinocerosを使用しました。パーツはそれぞれ3D印刷に3~5時間かかりました。卒業プロジェクトのため、伝統的なポーランドの編み方(Snutki)を再現できるようロボットアームを使ったのですが、編み方の影響力は限定的とはいえ、カーボンファイバー製品に関しては可能性を広げてくれます。Basia Dżaman にとって、このプロジェクトは将来的な探索の可能性を大きく広げる多用途なプロセスになることを証明してくれました。

Develop3D誌: 2015年7月号

Develop3D誌の7月号で、表紙のブルックス(BROOKS)ランニングシューズを含むRhino関連のプロジェクトも紹介されています。


Advanced Building Skins 議事録


4月23-24日、International Conference on Building Envelope Design and Technology がオーストリアのグラーツで行われました。

議事録は無料でダウンロードできますので、Rhino、Grasshopper、EvoluteToolsに関連するプロジェクトについてもご覧いただけます。

Thea Render 1.5 for Rhino


多くの新機能と、もちろんThea for RhinoプラグインをもたらすThea Render 1.5 がアップデートされ、新しい追加機能が反映されました。

新機能に含まれるもの:

  • バイアス、アンバイアス、GPUエンジンから成る多用途でインタラクティブなレンダリングシステム
  • Rhinoクリッピング面、日照シミュレーションのサポート
  • ポストプロセッシングに向けた個別チャンネルのレンダリング